インテル・ミラノがロメル・ルカクのバックアップとして、元ベルギー代表FWディボク・オリギを狙う!?

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Intel Milan targets Divock Origi? チーム

2018/19シーズン、チャンピオンズリーグを制覇したリバプール。準決勝のバルセロナ戦で、重要な勝ち越し点を挙げ、一躍シンデレラボーイとなった元ベルギー代表FWディボク・オリギ。続く決勝戦でも試合を決定づける追加点を奪い、貴重な戦力のひとりであることを証明してみせた。

しかし、ディオゴ・ジョッタの加入により、状況が一変。シェルダン・シャキリや南野拓実にも遅れを取り、カップ戦や消化試合のみの起用に留まっており、満足に試合に出れていない。ベルギー代表に返り咲くためにも、出番を確保しなければならず、移籍を検討しているようだ。

出番に恵まれないディボク・オリギに対して、インテル・ミラノが獲得を議論しているとのニュースが公になった。クラブのエースである同郷ロメル・ルカクが17試合15ゴールと、昨季に続いて見事な結果を残しており、ルカク依存から脱却するにも、アントニオ・コンテ監督は新たなFWの獲得を希望している。

元マンチェスター・ユナイテッドのアレクシス・サンチェスは2点しか決めておらず、得点力に疑問が残る。もう1人のFWであるラウタロ・マルティネスには絶えず移籍の噂が付き纏っており、リバプールで35得点を決めてきた元ベルギー代表を獲得リストに追加し、万が一の事態に備えたい方針。また、ベルギー代表FWロメル・ルカクの存在がイタリア生活に馴染むためには利点になると考えている。

インテル・ミラノのみなず、同じくプレミアリーグ所属のリーズ・ユナイテッドも関心を示している報道も出ており、獲得レースが繰り広げられている。絶対的エースのパトリック・バンフォードのバックアップとして、プレミアリーグ経験が豊富なオリギに白羽の矢が立った。長身で、守備にも奔走できるプレースタイルは、ビエルサ・サッカーに適応する可能性は比較的高い。

ただ、リバプールが放出に前向きとは言い切れないだろう。ただでさえ、過密日程が継続するプレミアリーグであり、来年にはFAカップやチャンピオンズリーグも再開するため、さらなる負傷者が出るかもしれない。そんな状況下で、クロップ・サッカーを理解しているフォワードを手放すのは、リスクが大きい。

ディオゴ・ジョッタが来年2月までの離脱が確定しており、シェルダン・シャキリも細かな負傷を繰り返し、ベンチ入りをしては離脱をリピートしている。南野拓実もフィルミーノ・ロールに適応しているとは言いにくく、現時点でハーヴェイ・エリオットを呼び戻すことはない。アレックス・オックスレイド=チェンバレンも前線でプレー可能だが、得点力は物足りない。

オリギもまた得点力が高いとは言い難いが、フロントスリーのバックアップ陣の中では、ディオゴ・ジョッタに次いで、良いものを持っている。長い手足でのポゼッションや独特なリズムのドリブルも途中出場時にはアクセントとなり、相手ディフェンス陣に混乱を与える。

それでも、センターバック獲得を目指すリバプールが、移籍金を確保する目的で売却を容認する可能性も残されている。今夏に即戦力3選手を獲得しているだけに、大金が残っているとは考えにくい。パンデミックで財政的にも厳しい状況なだけに、新たな選手獲得の前に、売却が求められたとしても不思議ではない。

ディボク・オリギは、自身のキャリアを再構築するためにも、移籍を選択するのだろうか?

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