リバプールのユルゲン・クロップ監督が低調なパフォーマンスも認めつつも、審判団の判定に苦言…

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Jurgen Klopp is fuming at penalty decisions 試合

サウサンプトンの本拠地セント・メアリーズに乗り込んだリバプール。クリスタル・パレスに大勝して以来、得点力不足に悩んでいる。守備に人数を割き、カウンターのみに攻撃を仕掛ける相手に対して、スペースを見出せずにチグハグな攻撃に終始。チャンスでも決めきれず、2試合連続の引き分け。

激しいプレッシングを信条にするラルフ・ハーゼンヒュットル監督率いるサウサンプトンは、プレミアリーグ王者にも臆せず、試合開始から全力でリバプールにプレスを掛け、自由に攻撃をさせない。さらには、開始2分でダニー・イングズの仰天ゴールで先制したこともあり、リスクを回避しつつ攻撃を仕掛けていく。

プレッシングを避けられず、ボールを奪われる場面が目立った前半。攻撃の形すら作れずに、ハーゼンヒュットルの術中にハマった。後半はサイドへの揺さぶりやワンタッチパスなどで攻撃のリズムを取り戻していくリバプールだが、ペナルティエリアでは人数をかけて守る相手ディンフェスを崩しきれない。

じりじりとした展開が続く中、交代カードを切っていくものの、展開は打破できず。サウサンプトンの必死のディフェンスに、低調なパフォーマンスに終始。開始早々に奪われてたゴールが重くのしかかり、ノーゴールで試合終了。直近3試合で、勝ち点わずか2…厳しい年末年始を過ごしている。

サウサンプトン戦後にインタビューに応じたユルゲン・クロップ監督は、チーム全体のパフォーマンスが良くなかったをことを認めつつも、ハンドボールやペナルティエリア内でのファールなど疑問が残る審判団の判定に苦言を呈した。特に、カイル・ウォーカー=ピータースがサディオ・マネを倒した場面にはご立腹のようだ。

「一部始終をベンチから確認していたし、第4主審にチェックするか尋ねたけど…”もうチェックした。ノーペナルティだ。”と言われただけだ。100%真実だよ。」

「あれほど早く、様々な角度から確認できる方法を知りたいね。彼らの主張では、完璧にチェックして、ペナルティではないようだね。」

「昨年のレスター・シティとの試合でPKを得たシーンにおいて、サディオ・マネが簡単に倒れすぎだと批判を受けた。それが事実だとするならば、前節のニューカッスル戦では進路妨害にも動じず倒れなかった場面でPKが与えられるべきだった。」

「(主審を務めた)アンドレ・マリナーが今日サディオ・マネに下した判定が正しいか、定かではない。選手たちは全てを出し尽くした。他のシーンでもフリーキックになるべき瞬間がいくつかあったね。」

「オーレ・グンナー・スールシャール率いるマンチェスター・ユナイテッドは2シーズン連続(2018/19 – 2019/20)で最もPKを獲得しているらしいね。(PKにならないのが)わたしのせいなのかはわからないし、なぜこのようなことが起こっているか不思議だね。」

「でも、今日のパフォーマンスに言い訳はできない。変わらなければいけないし、そのために努力しないといけない。」

審判によって、基準が変わるプレミアリーグ…審判団の改革と一部チームが得する状況(政治力)からの脱却がプレミアリーグ直近の課題になりそうだ。

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