疑惑の試合…エバートン対リバプール戦の主審マイケル・オリバーは、ジョーダン・ピックフォードは退場になるべきだったと誤審を認める

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Michael Oliver admits his mistake 未分類

2020年10月17日…リバプールは守備の大黒柱を失った。事件が起こったのは、プレミアリーグ第5節エバートン対リバプール戦。ファビーニョの浮き玉に飛び込んだフィルジル・ファンダイクとエバートンGKジョーダン・ピックフォードが激突した。ファンダイクは苦悶の表情を浮かべ、倒れ込み、最終的には自ら歩いてピッチを去った。

VARで振り返ると、ピックフォードがボールに一切触れず、遅れてファンダイクの膝に危険すぎるタックルを行っているシーンが繰り返し流れた。問題は、この試合でVAR担当を務めたデイビット・コート。ファビーニョからのパス時点でファンダイクふぁオフサイドポジションにいたことをだけを伝え、映像を観ていたにも関わらず、ピックフォードのファールには主審に伝えなかった。

試合終了間際には、サディオ・マネに”オフサイドではないオフサイド”を与え、リバプールの逆転弾を取り消した。処分こそ下っていないが、その後の試合ではVAR担当から降板させられており、FA協会内でも何かしら問題になったと思われる。なお、デイビット・コートはのちに主審を務めたマンチェスター・ユナイテッド対WBA戦でも疑惑の判定を行い、WBAへのペナルティーエリア内でのファールを帳消しにし、応援するマンチェスター・ユナイテッドに勝ち点をプレゼントしている。

恨み節はここまでにし、デイビット・コート…ではなく、主審で試合を捌いていたマイケル・オリバーは、下した判定が間違っていたと認め、ジョーダン・ピックフォードは退場になるべきであったと、メディアに話した。

「わたしを含め、審判団全員がチャレンジ(タックルの件)を考慮していなかったけど、考慮対象にいれるべきであった。オフサイドを与えた上で、ピックフォードを退場にすることはできた。」

「ペナルティにはなり得ない事実を示すための段階を踏むことだけに集中し過ぎて、チャレンジを議案として取り上げることを疎かにしてしまった。」

「オフサイドで再開させるべきであった。そして、私たちはその通りに行った。ただ、ジョーダン・ピックフォードへは異なる処分を与えるべきでもあった。」

続けて、マイケル・オリバーは当日デイビット・コートと行われたやり取りを説明している。

「出来事は起こった瞬間には、オフサイドだからペナルティーにはなり得ないと思った。だからこそ、オフサイドをまず確認した。VARには、”もしオフサイドでなければ、PKを与える”と伝えたと思う。」

「何度も映像を繰り返し見直した。ピックフォードは自分を大きく見せるために、身体を広げただけだと思っていた。でも、彼は間違った対処をした。負傷がそれを証明しているね。」

議論は試合終了後から絶えず行われていた。ジョーダン・ピックフォードのタックルが危険なのは、誰の目にも明らかであった。そして、プレミアリーグで主審を務めるほどの人物が間違いを認め、本来なら異なる判定になるべきであったと考えを明確にした。

ハンドボール基準やオフサイド判定、VARを導入するタイミングなど問題が山積みのプレミアリーグ。一部クラブだけが得をしている状況を脱するためにも、プレミアリーグ審判団の質の向上が最優先であり、政治力に屈するメンタルの人を、世界でも最高峰リーグを裁く権限を与えていけない。さらに、審判全員で基準を揃える必要もあるだろう。

そしてなにより、今回のマイケル・オリバーのように、自身のミスを認められるだけの度量を兼ね備えた人物に審判になってもらいたい。疑惑のデイビット・コートはいつ謝罪会見を行うのだろうか?明確な処分すらなされていない協会にもメスが入るべきであろう…

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