ジョエル・マティプがふたたび離脱のリバプール…ウェストハム・ユナイテッド所属CBイッサ・ディオプのローン移籍での獲得を画策か?

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Issa Diop is monitored by Liverpool 移籍

冬の移籍市場が閉まる月曜日までに、リバプールが新たなセンターバックを獲得する機運が高まっている。周知の通り、フィルジル・ファンダイクとジョー・ゴメスが長期離脱で、まだ復帰からはほど遠い。ジョエル・マティプも数試合出場しては数週間離脱を繰り返しており、フル稼働で頑張っていたファビーニョも疲労の蓄積か…トッテナムとの試合を回避し、次の1週間は出場が難しそうである。

ナサニエル・フィリップスやリース・ウィリアムズもバックアップとして控えているものの、実力差は否めない。ジョーダン・ヘンダーソンがセンターバックのファーストチョイスとなる異常事態に、今冬には移籍マーケットに参戦しないと思われたリバプールが、締切まで数日となった最終盤で、センターバック獲得可能性を探っている。

ファンダイクと同郷DFスヴェン・ボットマンらの獲得の噂が再燃する中、同じプレミアリーグからの補強を試みている。その選手とは、好調を維持するウェストハム・ユナイテッドCBイッサ・ディオプ。ローン移籍の可能性について、リバプールが問い合わせを行っていたようだ。

フランス出身の24歳センターバックは、2018年からウェストハム・ユナイテッドでプレーしている。セネガルにもルーツを持つ高身長ディフェンダーは、ベンチを温める日々を過ごしている。リーグ戦ではたった4試合の出場に留まっており、デイビッド・モイーズ監督の信頼を得ているとは言い難い状況に陥っている。

アンジェロ・オグボンナやクレイグ・ドーソン、ファビアン・バルブエナらがスタメンの座をかけて競争しており、先発への復帰は険しいものになるだろう。一方で、ウェストハム・ユナイテッドはローン移籍には前向きではなく、1800万ポンド(約25.2億円)とも言われる完全移籍を望んでいる模様。

プレミアリーグで69試合に出場しており、イングランドサッカーを理解し、適応にも問題はない。身長も高く、リバプールの高いディフェンスラインでも対応できるだけのスピードも有している。オプションとしては面白そうだが、クラブはローン移籍を望んでいない以上、獲得は難しそうである。

また、このタイミングでプレミアリーグライバルを助けるような移籍を容認する可能性も低く、獲得するにしても、他のセンターバック候補が現実的な補強候補となるだろう。

ジョエル・マティプの再三の負傷離脱に痺れを切らした感のあるリバプールだけに、今夏に予定していたセンターバック獲得を前倒しする確率は高まっている。それでも、時期が時期であり、放出に前向きなクラブはない。難しい状況だけに、スポーティング・ディレクターであるマイケル・エドワーズ含めた移籍委員会の力が試される…

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