1st Interview with LFC(Part①) – シャルケからギリギリで移籍決定のオザン・カバクが、子供の頃からの憧れたクラブに加入できた喜びを語る

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Ozan Kabak's first interview with Liverpool - ① チーム

ディフェンス陣に負傷者が続出し、フィルジル・ファンダイクやジョー・ゴメス、ジョエル・マティプの3選手全員が長期離脱となり、センターバックでフル稼働のファビーニョも筋肉系にトラブルを抱える異常事態。まもなく復帰できそうだが、ジョーダン・ヘンダーソンがセンターバックを務め、リーグ戦前半戦から状況は深刻化する一方だ。

ナサニエル・フィリップスやリース・ウィリアムズがなんとか主力センターバックの不在を補ってきたものの、毎試合レベルの高いパフォーマンスを披露するには酷である。危機的な事態に、リバプールは締切間近であった冬の移籍市場への参入を決定。すぐさま、チャンピオンシップで戦い繰り広げるプレストン・ノースエンドからDFベン・デイビスの獲得を決める。

その後も2人目となるセンターバックを迎え入れるべく奔走するリバプール。バルセロナ所属CBサミュエル・ユムティティやマルセイユ所属CBドゥイエ・チャレタ=ツァルらヨーロッパで実績を証明しているディフェンダー陣に獲得を打診するが、選手本人の拒否やクラブが代役を獲得できないことから実現には至らなかった。

それでも手を緩めない。最終的には、昨年末から各種メディアで関心が報じられていたシャルケ所属で、トルコ代表CBオザン・カバクを獲得。閉場までギリギリでの補強となったカバクは、加入後初戦となったブライトン戦ではベンチ外で、客席から試合を観戦。

買取オプションがついたローン移籍でのプレミアリーグ王者へ加わったオザン・カバクだが、クラブとの初めてのインタビューで、幼い頃からリバプールへ憧れを抱いてきた過去を赤裸々に語った。

リバプールへようこそ!本日の気分はいかがですか?

「ほんとに幸せだし、興奮している。リバプールみたいな偉大なクラブで、ピッチに立って、プレーしたいね。この素晴らしいクラブで、試合に出場して、勝利を手にしたい。」

ここ数時間はどのように過ごされましたか?

「ほんとに忙しかった。移籍市場が閉まる直前だったからね。時間もない中、なんとか実現した。シャルケとリバプールが話し合って、契約がまとまった。結果的に僕はここにいる。気分は最高だし、最も重要なのは、いまここにいるという事実だね。」

何がリバプール移籍へと駆り立てましたか?

「リバプールは子供の頃から好きなクラブだよ。だから、ずっとこのクラブに来たかった。素晴らしいファンの目の前で、素晴らしいスタジアムでプレーしたかったんだ。まさに夢のようだ。夢が叶ったんだからね。」

子供の頃、リバプールを観た記憶にはどういったものがありますか?

「スティーブン・ジェラードやサミ・ヒーピアのように、元リバプールの選手たちをたくさん観たよ。レジェンドもたくさんいることも理解している。2005年のチャンピオンズリーグ決勝も観戦した。数々の試合から強い印象を受けたし、それらが僕のメモリーだよ。」

過去数年間のリバプールの試合は観戦されてましたか?また、パフォーマンスはどのように映りましたか?

「もちろん。いつもプレミアリーグでのリバプールの試合を観ていた。直近数年間、プレミアリーグとチャンピオンズリーグを独占していたね。このチームは秀でたチームで、世界でもベストチームと言っても過言ではないかも。だからこそ、ここに来れて幸せだし…ただただ幸せだよ。」

自身をどのような選手だと思われますか?

「フィジカル的に強いし、ボール扱いにも慣れたセンターバックだと思う。空中線にも強く、たまに得点もできる。時々ゴールを決めようとしているよ。そんなところかな。」

自身の持つ特徴は、リバプールのプレースタイルに適応すると思われますか?

「もちろんだよ。まずリバプールは攻撃的なサッカーで、ハイプレスを仕掛け、時には後ろに広大なスペースを与える。リバプールのセンターバックにはスピードが求められ、そこは適応できると思う。それに、試合を支配する展開も多く、ビルドアップ能力も求められる。この点についても、リバプールにすごく合っていると思っている。」

プレミアリーグへの挑戦をどれほど待ち侘びていますか?

「プレミアリーグはサッカー界で最上位のリーグだと思う。とっても良いリーグで、激しいリーグ…最も激しいリーグだろうね。でも、ブンデスリーガでも多くの試合に出場したし、ブンデスリーガもレベルの高いリーグだと思ってる。だからこそ、良いチャレンジになるだろうし、準備は出来ているよ。」

チャンピオンズリーグ(CL)でのプレーも望まれているかと思いますが…過去にガラタサライでCLを経験されていますね?

「そうだね。ガラタサライで4〜5回試合に出たね。あの歌と雰囲気は懐かしい。チャンピオンズリーグアンセムをピッチで聴き、プレーすることにはいまから心が躍っているし、最高の気分だろうね。」

Ozan Kabak - welcome to LFC①

長い間獲得候補に上がられ続けながらも、リバプール移籍が決まらなかった。それでも、子供の頃からの夢を叶えたトルコ代表DFは、憧れのクラブでどのような活躍を見せるのだろうか。加入まもないが、ディフェンスラインが危機に瀕死ているため、近々デビューを果たすはずで、準備が出来ていると語った…オザン・カバクの言葉を信じたい。

さらには、約6ヶ月間でリバプールに買取オプションを行使させるほどのパフォーマンスを披露できるか?来シーズン、ふたたび青いユニフォームに戻るか、赤いユニフォームを着ているのかは、カバク次第…

チーム
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