VfBシュトゥットガルトに所属するFWサーシャ・カライジッチが、リバプールへの愛を語る!

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Sasa Kalajdzic reveals his love for Liverpool 未分類

ホームでの得点力不足に喘ぐリバプールに、救世主が登場か。日本代表MF遠藤航も所属するVfBシュトゥットガルトでエースに君臨し、現時点でチームトップの得点数を誇るオーストリア代表FWサーシャ・カライジッチがリバプールへの愛を公言した。

「シュトゥットガルトでとても満足しているけど、(リバプールからオファーがあったら)難しい選択を迫られるだろうね。」

「リバプールは僕にとって、スペシャルなクラブなんだ。子供のときに、2005年のチャンピオンズリーグ決勝を観戦していて、3点差をひっくり返しACミランに勝利するのを目の当たりにした。心をガッツリと掴まれた。」

「弟と一緒にリバプールの試合を観に行ったときには、ユニフォームを着て行ったんだ。それに、スカーフやジャージ、帽子にマグカップも購入してしまったよ。」

公に売り込みをかけられた形になったが、面白い補強になるかもしれない。ディボク・オリギが退団濃厚の今夏、前線に高さのある選手が皆無になる。元ベルギー代表FWほどのスピードやドリブル能力を持っているわけではないが、公式発表では2メートルとされる身長は驚異に他ならない。

言うならば、昔のズラタン・イブラヒモビッチを思い出させるプレースタイル。ゆったりとした動作ではあるものの、足下の技術に長け、パスでもチームメイトを助けることができる。空中線の強さは言わずもがな。スェーデンの英雄のように、身体の無理も効きそうだ。届かなそうなボールにも足を伸ばして、ゴールへと蹴り込める。

センターフォワードでしかプレーはできない印象だが、ロベルト・フィルミーノの代わりが世の中にいない現実を考えると、別のタイプの選手でカバーするのも選択肢のひとつ。ブラジル代表とは異なる高さを駆使して、足元やディフェンダー背後へのパス以外にもパスの経路が生まれる。混戦状態でも、まずはカライジッチに当てて、モハメド・サラーやサディオ・マネらがペナルティエリアに入り込むのも想像できる。

移籍金も高くはなく、過去2シーズンに渡って、ナサニエル・フィリップスをローンで貸し出していたため、クラブ間の関係性も良好である。昇格組にも関わらず、ブンデスリーガで善戦しているクラブだけに、エースを容易に手放すわけはない。それでも、リバプールへの移籍と考えると、選手本人だけではなく、クラブも拒否は難しい。

現段階で、具体的な話があるわけではなく、スカウティングを行っているかすら分からない。選手がクラブへの愛を表明しただけ…ただし、素人目でプレー内容を見る限り、絶対に獲得があり得ない選手ではなさそうだ。

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