シーズン後半戦から最有力候補としてリバプール加入が取り沙汰されてきたRBライプツィヒDFイブラヒマ・コナテ。シーズンが終了するまでは交渉が前に進まなかったが、来季のチャンピオンズリーグ出場権を手に入れ、事態が一気に動き出した。
交渉が頓挫していた原因とも言われる契約解除金の支払い方法にも決着がつき、クラブ間で合意に達した。フランスU-21代表DFはもともとプレミアリーグへのチャレンジを熱望していたため、個人合意は問題なく遂行され、メディカルチェックでも疾患は見つからずに、ついにリバプールへの完全移籍が発表された。
公式サイトでは長期契約との表記だが、各メディアが報じるところによれば、契約期間は5年間。2026年までの契約を結んだセンターバックは、移籍市場が解禁となる7月1日に正式加入となる。イブラヒマ・コナテ本人からも喜びのメッセージが届いており、興奮してる様子が伝わってくる。
「リバプールのような偉大なクラブに加入できて、ほんとに幸せを噛み締めている。」
「僕と僕の家族にとって、ほんとにワクワクする瞬間だよ。新しいチームメイトやスタッフと会えることを楽しみにしているし、新しいチャプターの始まりを待ちきれない。」
「いまはフランス代表として挑むUEFA U-21欧州選手権に集中している。でも、大会後には世界でも最高のクラブのひとつに加入する。最高の気分だよ。」
「ここまでのレベルに達するために、長い間努力を積み重ねてきた。だからこそ、RBライプツィヒで関わったすべての人々(コーチ陣やチームメイト、スタッフ、ファンたち)に最大級の感謝を伝えたい。」
「彼らのサポートで大きく成長できた。プレー面だけでなくて、人間性でもより良い選手へと成長させてくれた。感謝してもしきれない。」
潜在能力は誰もが認めるところ。絶対的なディフェンスリーダーであるフィルジル・ファンダイクの隣で学び、同世代ジョー・ゴメスとのポジション争いで着実に世界的なディフェンダーへ進化を遂げられる逸材。近年悩まされている怪我から完全回復し、シーズンを通しての活躍を期待してやまない…