リバプールFWシェルダン・シャキリは1年間のローンでフェネルバフチェ加入か!?

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Fenerbahce offers Xherdan Shaqiri to exit from Liverpool チーム

コソボにルーツを持つスイス代表FWシェルダン・シャキリが、降格したストーク・シティからリバプールに加入したのが2018年。加入1年目はフロントスリーを支える貴重なバックアッパーとして活躍し、テクニック溢れるボール扱いや左足から繰り出されるパスとクロスでチャンスを生み続けた。

しかし、2年目のシーズンは怪我に悩まされた。全コンペティションでわずか11試合と目立った成績を残せずに、昨夏には放出候補に挙げられた。移籍直前まで迫っていたクラブもあったようだが、最終段階で交渉がまとまらず、結果的に残留を決めた。

2020/21シーズンにおいて、リーグ前半戦で復調の兆しを見せた元バイエルン・ミュンヘンFW。ウェストハム・ユナイテッド戦ではFWディオゴ・ジョッタのゴールをアシストするなど本来の姿を取り戻すかに思えた矢先にふたたび負傷で離脱してしまう。復帰後にも出番を与えられたものの、大きなインパクトを残せず、22試合1ゴール4アシストに留まった。

今夏の移籍市場でも昨年同様に放出候補となっているスイス代表FWだが、トルコリーグ強豪クラブであるフェネルバフチェが獲得に向けて具体的なオファーを提示した、と『Sabah』が報じている。オファー内容は1年間のローン移籍と買取オプションのセットで、来シーズン終了後にオプションを行使するか決断するというもの。

リバプールは売却に前向きだが、ローン移籍ではなく完全移籍を望む。700万ユーロ(約9.1億円)の移籍金を設定しているとされ、ディボク・オリギやハリー・ウィルソン、マルコ・グルイッチなどほかの放出候補のプレーヤーたちとともに移籍先を探っている。

契約期間が残り2年となるウィンガーは、今年で30歳になる。過去2シーズン不本意なときを過ごしており、今シーズンにおいてスタメンでの出番はたった5試合。出番の少なさを嘆き、移籍を希望しているとされる同選手。過去の実績を鑑みると、フェネルバフチェ以外にもオファーが届く可能性は高い。

負傷癖さえ直せれば、トップリーグでも活躍できるだけの実力を持っている。筋肉をつけすぎ感が否めないが、あの左足は捨てがたい。どのクラブに加わるにしても、多くのアシストでチームに貢献できるはずである…

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