リバプールは約10.5億円以上のオファーがあれば、日本代表MF南野拓実の売却を検討か!?

スポンサーリンク
Liverpool may sell Takumi Minamino with over 7.5m offer チーム

RBザルツブルクからリバプールに加入した南野拓実はプレミアリーグへの適応とクラブの選手層の厚さに苦しんでいる。昨年夏のプレシーズンでは好調を維持し、今季こそ活躍が見られるかに思えた。しかし、蓋を開けてみると、リーグ戦初ゴールに加入後1年近くかかり、献身的な守備面以外で評価を覆し切れていない。

今年の冬には移籍市場が締め切られるギリギリに、同リーグのサウサンプトンへと半年間のローン移籍。加入後3試合で2得点を奪い、今回のレンタルが大成功するかに見えたが、日本代表戦のためチームを離れると、負傷者が復帰したタイミングにも重なり、出番が減少してしまった。

シーズン終盤に向けて、ふたたび試合で実力を証明するチャンスが与えられたものの、パッとした活躍を見せれずに、イングランドに移り住んでから課題に挙げられていたフィジカル面での改善も行えず…マッチフィットネスを整える意味では最適だったが、キャリアを転換するには至らなかった。

ローンが成功とは言い切れないにもかかわらず、ユルゲン・クロップ監督の評価は変わらず、来シーズンはリバプールに留めたい考えを強調している。スイス代表FWシェルダン・シャキリや元ベルギー代表FWディボク・オリギらが放出濃厚であり、フォワードに加えて中盤でもプレー可能な選手は貴重な戦力になり得る。

クラブは積極的に南野拓実を売り込んだりはしていない。しかし、獲得するときに支払った750万ポンド(約10.5億円)にプラスして、リーズナブルな利益を上乗せした金額でのオファーに応じる可能性があるようだ。具体的な移籍金は設定されていないが、サウサンプトンはすでに話し合いの場を設けている。

リバプールでの成績はここまで31試合4得点2アシスト。カップ戦では輝くシーンも多々ある一方で、リーグ戦では苦戦を強いられている。クリスタル・パレス戦で待望の初ゴールを決めたが、その後もなかなか波に乗れない日々が続く。

相手選手に身体を預けられ、フィジカル勝負に持ち込まれると高い確率でボールを奪われてしまう。味方からの信頼を得るためにも、精度の高いターンで相手を交わす、もしくは『ミラクル・レスター』の一員でフィジカル増強に取り組んだ元日本代表・岡崎慎司を見習い、足腰を鍛えて相手選手を背負えるくらいの力強さを身につけたい。

プレミアリーグに舞台を移して約1年半。そろそろ適応を言い訳にできなくなってきている。リバプールのおいては、周りの選手とのレベル差も如実に現れており、サウサンプトンでふたたびレンタル、ないし完全移籍が選手にとっても理想的な選択肢になりそう。

昨年のプレミアリーグ王者に留まった場合、フロントスリーに加えて、ポルトガル代表FWディオゴ・ジョッタやブラックバーンへのレンタルで大爆発したハーヴェイ・エリオット、中盤で言えばチアゴ・アルカンタラやカーティス・ジョーンズ、ナビ・ケイタらとの熾烈な競争が待ち受けている。

試合時間を確保すること、今後の補強次第ではベンチ入りすら危うくなる状況だけに、サウサンプトンに限らずイングランドないしはドイツあたりでレギュラーで使ってくれるクラブを探したいところ。日本人としては、アンフィールドで躍動する日本人選手を観たいのは山々だが、現時点では想像するに難しい未来であることは誰しもが納得するだろう…

チーム代表移籍
スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク
シェアする
タイトルとURLをコピーしました