2019年にPECズヴォレからリバプールへと活躍の場を移したオランダU-19代表DFセップ・ファン・デン・ベルフ。ファーストチームではほとんど出番を得られずに、同ポジションではリース・ウィリアムズやビリー・クメティオらに遅れをとっている。
昨シーズンの後半戦をチャンピオンシップに属するプレストン・ノースエンドで過ごしたセンターバックは、本職ではない右サイドバックを主軸に16試合に出場し、チームの主力としてディフェンスラインを支え続けた。
ドイツやスイスのクラブから移籍の打診があるなか、プレストン・ノースエンドもまたローンでの獲得を希望していた。
プレストン・ノースエンドがリバプールDFセップ・ファン・デン・ベルフの再レンタルに向け交渉か?
リバプールは2019年にPECズヴォレからオランダU-19代表センターバックを獲得した。セップ・ファン・デン・ベルフはカラバオカップ3回戦MKドンズでデビューを飾ると、4回戦のアーセナル戦、準々決勝アストン・ビラ戦と立て続けに先発起用され、...
数多のクラブとの獲得レースを勝ち抜き、昨シーズンも過ごしたプレストン・ノースエンドが1年間のレンタルでオランダU-19代表DFの獲得に成功した。今回はシーズン途中ではなく、プレシーズンから参加でき、さらなる飛躍も期待できそうだ。
フランスU-21代表DFイブラヒマ・コナテも加わったリヴァプールにおいて、カップ戦すらも出番を得るのは非常に困難なタスク。負傷者が続出した昨シーズンもイングランド人DFリース・ウィリアムズが優先されており、今後も序列は変わらないはず。
試合での出番を得て、自らのキャリアを止めないためにも今回のローン移籍が双方にとってメリットしかない。選手にとっては、ある意味慣れ親しんだクラブで迎える新シーズンに胸も躍る。非凡なポテンシャルは評価されており、ディフェンダーとして一皮も二皮も剥けた姿を、数年後にはアンフィールドで観たい…と切に願っている…