昨シーズンのセリエA後半戦で得点を量産したセルビア代表FWドゥシャン・ヴラホヴィッチには、ヨーロッパのビッグクラブがこぞって獲得に乗り出している。リヴァプールも興味を示すなか、トッテナムが具体的なオファーを提示しているようだ。
リヴァプールとフィオレンティーナの交渉が前進?FWドゥシャン・ヴラホヴィッチ獲得なるか!?
RBライプツィヒからイブラヒマ・コナテ獲得を成功させ、次なるターゲットへと視線を移したリバプール。ミッドフィルダーやフォワードと補強すべきポジションがいくつか存在しているなか、次の補強対象は前線の選手になりそうだ。『Inside Futbo...
13位に沈んだフィオレンティーナにおいて、37試合21ゴールと大ブレークしたフォワードは、恵まれた体躯からACミランFWズラタン・イブラヒモビッチに擬えられるほど。アーセナルやマンチェスター・シティ、ACミランら引く手数多で、新天地の候補先には事欠かない。
『Tuttosport』によると、リバプールがすでに代理人との交渉を始めていると言われている最中、イングランド代表FWハリー・ケインの去就問題に揺れるトッテナムが獲得に向けてフィオレンティーナにアプローチをかけ始めている。
ユベントスでの職を退任し、新たにトッテナムでマネージング・ディレクターに就任予定のファビオ・パラティーチが交渉にあたっており、具体的な金額こそ不明だが、クラブ間合意に近づいてる。セルビア代表FWは現クラブとの契約延長を拒否しており、クラブとしては売却に気持ちが傾いている。
5100万ポンド(約71.4億円)とも言われる評価額。移籍成立となれば多額の金額が動くことを意味しており、チームのエースであるFWハリー・ケイン売却なしでは成立し得ない。イングランド代表キャプテンを現金化し、21歳になる新進気鋭のストライカー獲得を成し遂げるのか。
一方でトッテナムがマンチェスター・シティからの具体的なオファーを固辞しており、クラブとしてはエースの残留を望んでいるのは明確。財政難に苦しむクラブが多いなかで、今夏の移籍市場で大型取引が実現なるか…