日本期待の大型センターバック・冨安健洋。24歳以下で形成される東京オリンピックの日本代表にも選出されており、同大会での活躍が楽しみな選手のひとり。所属するボローニャではセンターバックと右サイドバックで起用されており、スピードを持った駆け上がりも魅力的な特長だ。
セリエAで60試合に出場している次世代のディフェンダーには、かなてよりトッテナム・ホットスパー(プレミアリーグ)とアタランタ(セリエA)が強い関心を示していた。イングランドでの挑戦を優先するとも言われる同選手だけに、トッテナムが移籍先として最有力に挙げられている。
難航していた監督人事が決定した同クラブはすでにクラブとの交渉を進めており、来シーズンに向けた補強の一環として日本代表DFを迎え入れたい構えを崩していない。1500万ユーロ(約19.5億円)と具体的なオファーも提示しており、金額に少し開きがあるボローニャとの話し合いもまもなく決着がつきそうな気配が漂っている。
ロンドン上陸が実現すれば、ベルギー代表DFトビー・アルデルヴァイレルトやコロンビア代表DFダビンソン・サンチェス、イングランド代表DFエリック・ダイアーらとのポジション争いが待ち受けている。日本をメダル獲得に導き、新たなチャレンジに弾みをつけたいところ。
ヌーノ・エスピーリト・サント新監督の元で、世界的なプレーヤーらと練習を共にし、新たなる次元に辿り着けるのか…イングランドサッカーのファンとしては、プレミアリーグで躍動する姿が観れることをひたすらに願っている…