契約満了に伴いチームを退団し、PSG移籍が決定したオランダ代表MFジョルジニオ・ワイナルドゥムから背番号”5″を引き継いだフランスU-21代表DFイブラヒマ・コナテ。オーストリアで実施されているプレシーズン・トレーニングキャンプに参加しており、正式にリバプールの選手として練習に励んでいる。
昨シーズンはデヤン・ロブレンの後釜を獲得せず、センターバック組が負傷で長期離脱。本職ではないファビーニョやジョーダン・ヘンダーソンに加えて、若手ディフェンダー陣が奮闘。メンバー的にも安定しなかった最終ラインをふたたび強固なものにするため、元RBライプツィヒDFには大きな期待がかかる。
『リバプール』DFイブラヒマ・コナテがLFC公式と初めてのインタビューに応え、プレシーズンでの感触や新しいチームメイトたちについて語っている。
リバプールへようこそ!プレシーズン・キャンプに参加してから約1週間が過ぎようとしています。現時点でのインプレッションはいかがでしょうか?
「ありがとう!このチームに来れて、とっても幸せだよ。最初の印象としては、素晴らしい選手たちと一緒に仕事ができ、時間の経過とともに成長できると思っているから、ほんとにハッピーだ。練習では一体感があり、ムードも良いね。」
最高のコンディションでリバプールに加入されましたが、キャンプは相当ハードではないでしょうか?一週間を終えての印象はいかがですか?
「確かに、楽ではない。でも、プレシーズン前にはパリでトレーニングを積んでいたし、準備してきた。いまはハードワークするための準備ができている。」
背番号が”5”番に決まりました。あなたにとって、その番号は特別でしょうか?”5”番を選んだ理由はありますか?
「特別な理由はないけど、クラブにとって重要な数字だと思う。素晴らしい選手たちがこの番号を背負ってきた。プレッシャーはないけど、将来に向けて改善しないといけないというプレッシャーを少しだけ感じている。この番号を背負って、見事な活躍を見せたいね。」
フィルジル・ファンダイクやジョー・ゴメス、ジョエル・マティプらと練習されてました。学ぶことができる選手たちだと思われますか?
「もちろん。彼らからも学べるだろうけど、彼らだけではなく、このチームに所属する全選手から学べるよ。まだ始まったばかりで、時間とともにより良くなっていくだろう。」
この一週間で親しくなった選手は誰でしょうか?会話を楽しんだ選手はいますか?
「ファンダイクとは少し親しくなった。フランス語が話せるマネや長く知っているケイタあたりも。あとはオリギやサラーかな。徐々にみんなと話せるだろうし、もっと快適になるはずだよ。」
チームメイトの印象は良いですか?
「もちろんだよ!みんな、人当たりが良い人たちだね。」
新たな国で、新たなチームメイトと合流した未来のフランス代表DF。練習を共にしてから少ししか時間が経っておらず、まだまだ馴染めていない感覚は否めない。フランス語が話せるサディオ・マネやナビ・ケイタ、ディボク・オリギ、ビリー・クメティオあたりをキッカケに、早くチームに馴染みたいところ。
チームメイトと意見を交わしつつ、チーム戦術にも慣れ親しんだとき、イブラヒマ・コナテの本領が発揮されることになる。恵まれた体躯に加えて、スピードも兼ね備える現代的なセンターバックは、プレミアリーグデビューに向けて準備を怠っていない…