オーストリアオーストリアで行われているプレシーズン・トーレニングキャンプにも参加しているナイジェリアU-23代表FWタイウォ・アウォニイ。イギリスでの労働許可証が得られず、ローン移籍を繰り返していた。先日に許可証を取得したものの、ファーストチームの戦力とは見做されなかった。
報道によると、昨シーズンにレンタル移籍で加入していたウニオン・ベルリンと移籍金650万ポンド(約9.1億円)を支払うことで合意。10%のセル・オン条項も付随されている。本日中にもメディカルチェックが実施される予定で、ブンデスリーガ7位と躍進したクラブで成長を続けることに。
昨季は同クラブで21試合5ゴール3アシストを記録していた。
Liverpool striker Taiwo Awoniyi is set to complete a £6.5m move to Union Berlin. Fee agreed, medical to take place later today.
— Neil Jones (@neiljonesgoal) July 20, 2021
Marko Grujic is also on his way out. The midfielder is in Portugal to finalise a move to FC Porto. #LFC
一方で、同じく放出候補のひとりでもあるセルビア代表MFマルコ・グルイッチの移籍交渉も大詰め。FCポルトと移籍金1050万ポンド(約14.7億円)で合意し、アウォニイと同じく10%のセル・オン条項が盛り込まれている。
契約期間は5年間と見込まれ、2026年までポルトガルの地でキャリアを再構築していく。昨シーズンには1年間のローン移籍でポルトでプレーしており、リーグ戦23試合に出場していた。チャンピオンズリーグでも8試合で出番を得ており、慣れた環境で再出発を図る。
今回の売却により、合計1700万ポンド(約23.8億円)を手に入れるリバプール。ハリー・ウィルソンやシェルダン・シャキリ、ディボク・オリギら他の放出候補の新天地探しも継続しており、新戦力獲得のため、資金の上積みを狙っている。