EURO2020は負傷の影響で出場できなかったが、オランダ代表でキャプテンを務めるDFフィルジル・ファンダイク。リバプールでの存在感同様、代表チームでも中心としてディフェンスをまとめあげ、UEFAネーションズリーグ第1回では同国を準優勝へと導いている。
ディフェンスリーダーを欠いたオランダは、今夏のEURO2020では周囲の期待を裏切った。優勝候補にも挙げられたほどにタレントを擁する同国だが、ベスト16でチェコ代表に完璧に封じられ、早々と大会を後にした。
チームを率いたフランク・デ・ブール監督が大会後に解任され、現時点で後任が決まっていない。『The Mirror』が報じた内容によると、かつてマンチェスター・ユナイテッドなどの監督を歴任した名将ルイ・ファン・ハールを後任に据えるため、オランダ・サッカー協会は調整を進めている。
具体的な交渉に入っているとも伝えられる同監督の就任に対して、フィジル・ファンダイクや副キャプテンのジョルジニオ・ワイナルドゥム含む複数の選手が反旗を翻しており、反対の声を上げていると報道していた。
また、過去にチェルシーでアシスタントコーチを務めた経験のあるヘンク・テン・カテ監督(アル・ワフダ・アブダビ)がオランダ代表の指揮官に就任することを願っていると報じられている。
しかし、反対派を率いているとも言われたリバプールDFフィルジル・ファンダイクは、今回の報道を真っ向から否定し、記者に対して強い言葉を使い、事実を記事にすべきであると主張している。
「この報道は全くもって事実無根。真実を伝えることがジャーナリストの本分で、物語を創作することではない。恥を知れ!」
This story is completely false. It’s never been more important for journalists to tell the truth and not just make stuff up. Shame on you Mr. @MullockSMirror https://t.co/aYRDvqSk21
— Virgil van Dijk (@VirgilvDijk) July 17, 2021
はたして、次期オランダ代表監督は誰になるのだろうか…?