昨シーズンはシャルケ04から半年間のレンタルで加入すると、センターバックが危機的状況に陥ったリバプールの最終ラインを救ったトルコ代表DFオザン・カバク。買取オプションを行使しても不思議ではない活躍で、レンタル終了に疑問の声を投げかけるファンも多かった。
最終的にはRBライプツィヒからフランス代表U-21DFイブラヒマ・コナテを獲得し、主力センターバック陣の復帰もあり、盤石の守備陣が整った。
シャルケDFには、ニューカッスル・ユナイテッドなどプレミアリーグへの復帰が取り沙汰されていたものの、移籍に進展が見られずに停滞。移籍期限ギリギリまで動きがなかったが、ここに来て事態が急変している。
『Daily Telegraph』で記者を務めるジョン・パーシー氏によれば、ノリッジ・シティがシャルケ04に対して正式なオファーを提示し、両クラブ間で合意に至った。買取オプションが付いた1年間のローン移籍となり、本日中にメディカルチェックを受ける。
#Norwich have agreed a deal with Schalke to sign defender Ozan Kabak. Negotiations now concluded over a loan deal for the season, with option to buy. Kabak set for medical later today #ncfc
— John Percy (@JPercyTelegraph) August 30, 2021
先日にはトリノ(セリエA)からのオファーを拒否していたシャルケだが、ノリッジ・シティとの交渉はつつがなく進み、長い間決まらなかった移籍先がついに決定しそうだ。
ブンデスリーガから降格したシャルケ04は、財政バランスを整えるべく、トルコ代表DFの放出先を懸命に探していた。選手本人もドイツ2部でプレーするつもりはなく、早期の決着を望んでいた。
プレミアリーグ開幕から3連敗と調子が上がらず、すでに10失点を喫しており、現時点でリーグ最多失点を記録。守備陣強化を目指す同クラブは、昨季リバプールで落ち着いたプレーぶりを披露したセンターバックに白羽の矢を立てた格好だ。
カナリーズでの活躍をいち早くみたいのは、私だけだろうか…?