昨日のリーズ・ユナイテッド戦で、後ろからタックルを受けたリバプールFWハーヴェイ・エリオットはそのままピッチに倒れ込んだ。近くにいたモハメド・サラーがすぐさま主審にアピールし、メディカルスタッフがエリオットへと駆け寄った。
テレビでは選手の映像を映さず、ひどい怪我であることを物語っており、長期離脱は免れないだろう。ピッチに立っていた選手たちが応急処置を受ける同選手に駆け寄り励ますシーンや控え選手たちが頭を抱えるシーンが見られ、試合展開以上にショッキングな出来事になってしまった。
そのままリーズ市内の病院へと搬送されたイングランドU-21代表FWは、リーズの病院を退院しており、数日中には別の病院で手術が行われる予定。近くクラブから詳細が発表される見込みだが、現時点ではどれほど深刻なものかは分からない。
ストレッチャーでピッチを後にしたハーヴェイ・エリオットだが、その直後にはインスタグラムにメッセージを投稿し、心配かけまいと元気な様子をアップしていた。そして今日、落胆の気持ちを露わにしつつも、リハビリに励む意欲を自分の言葉で投稿している。
「昨日リーズでの出来事には、とってもショックを受けている。でも、負傷後にサッカー界全体が示してくれた愛情とサポートには圧倒された。僕や僕の家族にメッセージを送ってくれた人々には、心から感謝しています。また、出来事の直後に温かく見守ってくれたエランド・ロードの全員にも感謝したい。」
「いまは回復に専念しており、できるだけ早く復帰できるように、リハビリに全力を尽くつもりさ。リバプールには素晴らしいサポート体制があり、一緒に乗り越えていきたい。」
「リバプール・ファンの応援は私にとって大きな意味を成します。なるべく早く、よりフィットして、さらに強くなって、将来チームを助けるために戻ってくるのが待ち遠しいよ。」