チャンピオンズリーグで死の組に属するリバプールは、ポルトガルでFCポルトと対戦。相手守備陣がミスを連発したこともあり、5得点を奪い快勝。2試合を終えた時点で、2位アトレティコ・マドリードに勝ち点差2を付け、単独首位をキープしている。
モハメド・サラーやサディオ・マネ、ロベルト・フィルミーノらが得点を挙げた一方で、もっとも活躍したのが、若きMFカーティス・ジョーンズ。頻繁にボールに触りリズムをもたらしつつも、チーム3点目をアシストすると、続く4点目もキーパーのミスを誘うロングフィードを供給。
プレミアリーグ前節ブレントフォード戦でも同様に中盤全体を動き回り、最終ラインと前線のつなぎ役として機能。多少の運もあったが、豪華なミドルシュートも決めており、本格的に調子を上げてきた。同じく将来を嘱望されるハーヴェイ・エリオットが長期離脱となっているため、さらなる活躍が期待される。
そんなカーティス・ジョーンズを後ろから支えるのが、ブラジル代表MFファビーニョ。ディフェンス陣の前でフィルター役として相手の攻撃を食い止め続ける。リーグを代表するアンカー・マンに成長した同選手だが、ポルト戦で好パフォーマンスを見せたイングランドU-21代表MFを絶賛してやまない。
「ほんとに、全てのゴールに絡んでいたね。本当に良いプレーヤーだよ。」
「3日に1度のプレーすることが、彼のリズムを作る上で重要なことだ。」
「フィジカル面も本当に優れているし、ボールを渡せば、ターンから特別なものを作り出す。本当に才能のある選手だね。」
「だから、彼のパフォーマンスには満足しているし、これからも良いプレーを続けて欲しいと思っている。」
次節マンチェスター・シティ戦でもスタメンの可能性が大いにあるイングランドU-21代表MF。疲れを感じさせないプレーで、現時点での首位決戦を制し、2位以下との勝ち点差を広げたいところだ…