マンチェスター・シティのアカデミーで育ち、チェルシーやローン先のボルトン・ワンダラーズで期待の若手として頭角を現した元イングランド代表FWダニエル・スタリッジ。2013年1月にリバプールに加入すると、ルイス・スアレスやラヒーム・スターリングらとともに強力な攻撃陣を形成。
加入初年度は半年間だけで14試合10ゴールを決め、翌シーズンは29試合21ゴール。抜群のスピードに加えて、圧倒的な得点への嗅覚で試合中ずっと脅威になり続けた。終盤まで首位を走ったリバプールだが、スティーブン・ジェラードの痛恨のミスで失速し、リーグ制覇を逃した。
しかし、ここからは度重なる負傷に悩まされ続けることに。ユルゲン・クロップ監督への監督交代も重なり、徐々にチームでの存在感が薄れていく。2018/19シーズンにはフロントスリーに対してジョーカー的な役割として18試合に出場したものの、コーチ陣の信頼回復とならず、シーズン終了とともに契約満了となった。
フリー移籍でトラブゾンスポル(トルコ)に加入した同選手だが、賭博規約違反により出場停止と罰金処分を受ける。その後は双方合意により契約解除した元リバプールFWだが、新天地探しに苦労。2020年3月以降は無所属状態が続いていた。
そんなストライカーに朗報が舞い込んだ。10月1日付で、オーストラリアプロサッカーリーグに加盟するパース・グローリーFC加入が発表された。約1年半ぶりにチームに所属することになったダニエル・スタリッジが、南半球で大暴れする…かもしれない…
HUGE news from the west coast as @PerthGloryFC announce the signing of @DanielSturridge 🔥
— A-League Men (@aleaguemen) October 1, 2021
Who's busting out his trademark dance in celebration?
🕺#WeAreALeagues #OneGlory pic.twitter.com/gPq5azYouF