リヴァプールも狙うイングランド代表MFジュード・ベリンガム争奪戦は、マンチェスター・ユナイテッドがリード?

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Manchester United seem to edge out Liverpool in battle for England midfielder Jude Bellingham 移籍

2019年にバーミンガム・シティでトップチームデビューを飾ったMFジュード・ベリンガム。わずか16歳38日での出場は、同クラブの最年少記録49年ぶりに更新。その後はレギュラーに定着すると、順風満帆のキャリアが加速し始める。

プレミアリーグに属するメガクラブが獲得競争を繰り広げる中、バーミンガム・シティMFはドイツに新天地を求めた。ボルシア・ドルトムント移籍を果たした同選手は、すぐさま順応。全大会で46試合4ゴール4アシストと、移籍当時17歳という年齢には似合わないパフォーマンスを披露した。

イングランド代表は神童を放っておくわけもなく、2020年11月12日にフル代表デビューの機会を与えた。17歳4カ月14日での代表デビューは、セオ・ウォルコットやウェイン・ルーニーに次ぐ史上3番目の若さだ。

今夏にはEURO2020にも参加しており、ブンデスリーガでは不動のスタメンとして活躍している。今シーズンもここまで4試合1ゴール2アシストと大器の片鱗を見せ続けている。順調に行けば、来年夏に開催されるワールドカップにも参戦する見込みで、待望のW杯優勝を目指す。

ドルトムントで2シーズン目を過ごす同選手の去就が慌しくなっている。先日のイングランド代表戦でも好プレーで期待に応えており、スティーブン・ジェラードやフランク・ランパード級の選手に成長する可能性を秘めるミッドフィルダーに、2年前に取り逃したビッグクラブがふたたび熱視線を向けている。

『The Sun』によれば、リヴァプールやチェルシー、マンチェスター・ユナイテッドが興味を示しており、中でもマンチェスター・ユナイテッドが争奪戦をリードしている。今夏にもドルトムントから同じくイングランド代表FWジェイドン・サンチョを獲得しており、2年連続で同一クラブから補強を狙う。

移籍期限ギリギリでアトレティコ・マドリードからスペイン代表MFサウール・ニゲスを獲得したチェルシーも中盤の強化に躍起のようで、若き逸材に注目している。2シーズン連続で大型補強を繰り返すクラブは、来年も積極補強の実施を予定しているようだ。

ジョルジニオ・ワイナルドゥムの退団に伴い、ミッドフィルダー補強が噂されたリヴァプールは最終的にはセンターバックを加えたのみ。プレミアリーグのみならず獲得候補には事欠かなかったが、FWハーヴェイ・エリオットを中盤にコンバートすることで枚数を増やした格好。

3チームの中で最も健全経営を標本にするリヴァプールは、シェルダン・シャキリの売却が遅れたことやディボク・オリギを放出できなかったことで、フランスU-21代表DF以外に獲得することは叶わなかった。

ジェイドン・サンチョのほど移籍金が必要となれば、リヴァプールに勝ち目はない。モハメド・サラーやサディオ・マネら高額での売却があれば別の話だが、現時点で首脳陣に放出の文字は頭を過ぎっていないため、確率は相当に低い。

ただし、ユルゲン・クロップ監督がドルトムントMFジュード・ベリンガムを気に入っており、優先度を高めている。ライバルチームを出し抜き、割高になりすぎない移籍金で将来のベストミッドフィルダーをアンフィールドに迎え入れることができるのだろうか…?

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