ワトフォードがリバプールからの日程変更提案を拒否…ブラジル代表メンバーの出場が困難に

スポンサーリンク
Watford reject Liverpool's proposal to change the date... Brazilian players could be in trouble 試合

インターナショナルマッチウィークに突入したサッカー界。新型コロナの影響が残る中、ワクチンを摂取したプレーヤーに限り、英国政府から『レッドリスト』指定されている国々への渡航が許可された。さらには、帰国後の10日間の隔離処置も緩和され、トレーニングや試合でのプレーも可能に。

ただし、10日間は普段の生活はできずに、『特別な施設』で過ごさなければならず、行動は制限される。それでも、適切な検疫を行うことでチームとともにプレーできるため、プレミアリーグクラブにとっては朗報となった。

ユルゲン・クロップ監督は緩和措置にも苦言を呈している。代表戦後に隔離された状態での10日間は選手の助けにならないとし、隔離措置が明けた2週間後には次のインターナショナルマッチウィークが待ち受けていることもあり、今回の措置には満足していない。

リバプールとクロップ監督は、代表戦とプレミアリーグ日程との兼ね合いに対して、さらに怒りを爆発させている。問題となる試合は10月15日9時30分(現地時間)キックオフ予定のウルグアイ代表戦と、約24時間後の10月16日20時30分(日本時間)キックオフ予定のワトフォード戦。

試合間隔がわずか1日しかないため、ブラジル代表に招集されているGKアリソン・ベッカーとMFファビーニョの出場が事実上困難になる。ブラジル代表が2選手をウルグアイ代表との試合を前に代表離脱を許可すれば出場も叶うが、可能性は低いと言わざるを得ない。

『The Telegraph』によれば、リバプールはプレミアリーグに対してワトフォード戦の開始時間を約7時間遅らせることを提案したものの、対戦相手の同意は得られなかった。ワトフォードは7月に発表された日程の変更は、ファンたちを混乱させるだけとして提案を退けた。

リバプールは今回の件に対して公式発表を避けている。しかし、同紙によると、クラブの怒りの矛先は、先月にウルグアイ代表との大一番の時間を発表した関係各所に向けられているようだ。憶測だが、プレミアリーグ日程が固まっている段階で、クラブへの配慮がないとの見解だろう。

前回のインターナショナルマッチウィークでは『レッドリスト』の国々への選手派遣を拒否したプレミアリーグ。ブラジルやパラグアイ、メキシコ、チリなど各国サッカー連盟の怒りを買っており、FIFAから5日間の出場停止を受ける直前だった。

リバプールが無理を強いるとは思えないため、ワトフォード戦ではアリソンとファビーニョを欠いて戦うことになりそう。第2GKクィービーン・ケレハーがゴールマウスを守り、ジョーダン・ヘンダーソンが守備的MFの役割を担うと予想される…

試合
スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク
シェアする
タイトルとURLをコピーしました