今冬に移籍実現なるか!リバプールGKロリス・カリウスは移籍の可能性をほのめかす

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Liverpool goalkeeper Loris Karius hints at possible move in this winter チーム

2016年の夏、マインツから加入したリバプールGKロリス・カリウス。当時の正GKシモン・ミニョレと熾烈なポジションを争いを繰り広げ、2017/18シーズンの途中からは守護神を任されるほどにユルゲン・クロップ監督から信頼を集めていた。

ただし、悲劇はそのシーズンの最終盤に訪れた。レアル・マドリードとのチャンピオンズリーグ決勝戦に臨んだリバプールはモハメド・サラーの負傷と同様に、元ドイツU-21GKのショッキングなミスに落胆。イージーなミスで2失点を献上し、最後はウェールズ代表FWガレス・ベイルに芸術的なゴールを沈められた。

敗戦の原因となった同選手には、激しいバッシングの嵐が待ち受けており、選手も大舞台での失態から立ち直れず。2度のローン移籍も助けにならずに、低調なパフォーマンスに終始。コーチ陣からの信頼も回復の兆しが見えず、今夏の移籍市場では放出候補の筆頭に挙げられた。

ただし、買取手が現れずにアンフィールド残留となった。来年6月には契約満了となるため、リバプールは少しでも移籍金を得るためにも、来年1月での移籍を目指す。問題はフリー移籍に向けた交渉が自由になってしまうこと。半年間をプレーせずに過ごせば、自らの意思で新天地を選べる。

いずれにしても、今年の冬には去就が決まりそうであり、ロリス・カリウス本人もその可能性を示唆している。また、夏にも獲得オファーがあったものの、交渉がまとまらなかったことを明かしている。

「目標は毎週末に選考から除外されないこと。それがどこで得られるか様子を見てみよう。」

「いくつかのクラブが候補に挙がっていたんだけど、様々な理由で実現しなかった。」

「6週間ほど休んでたけど、インターナショナル・ブレーク後にトレーニングを再開し、最高の状態に戻れるようにします。」

「そして、冬に何が起こるか見てみよう。」

かつてはマンチェスター・シティに引き抜かれ、マインツでは96試合に出場。将来を嘱望されていただけに、チャンピオンズリーグ決勝以降の物足りなさはなんとも言えない。精神的なものが大き影響していると思われ、ベシクタシュで復調したかに見えたが、クラブ運営の問題で退団を余儀なくされた。

一度はリバプールで正GKを務めていたゴールキーパーであり、年齢的にもまだまだ老け込む時期ではない。母国ドイツになるのか、はたまた全く他の国での再スタートとなるのか分からないが、ふたたびピッチで躍動する姿を見てみたい…

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