カーティス・ジョーンズには過去ローン移籍の話も…しかし、リバプールは断固拒否!

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In the past, Curtis Jones has been linked with a loan move... But Liverpool have refused スター候補生

今夏の移籍市場で、リバプールが獲得したのはフランスU-21代表DFイブラヒマ・コナテのみ。どちらかと言えば、人員整理に専念した。シェルダン・シャキリやマルコ・グルイッチ、タイウォ・アウォニイ、ハリー・ウィルソンらを放出している。

昨シーズンはセンターバックが緊急事態に陥った際に、窮地を救ったひとりであるリース・ウィリアムズはスウォンジー・シティへ移籍。同じく最終ラインを支えたオザン・カバクへの買取オプションは行使せず、公式戦出番ゼロのベン・デイビスはシェフィールド・ユナイテッドへレンタルされた。

一方で、1年間のレンタルを大成功させたハーヴェイ・エリオットがプレシーズンから活躍し、トップチームで本来とは異なるミッドフィルダーとしてレギュラーを確保。残念ながら負傷で離脱さざるを得なくなったが、復帰後のプレーにはいまから注目が集まる。

そんな元フラムFWとは全く異なるキャリアで順調に成長を続けているのが、カーティス・ジョーンズ。U-9カテゴリーでアカデミーに加入して以来、各カテゴリーをステップアップ。昨年はトップチームに帯同し、途中交代が多かったが、高いポテンシャルを示した。

今シーズンは怪我の影響で少し出遅れたものの、クリスタル・パレス戦で豪快ミドルを沈めると、その後はずっとスタメンの座をキープしている。先日のマンチェスター・シティ戦では終始消えており、さらなる成長に期待がかかる若き逸材。

エリオットと異なる点は、カーティス・ジョーンズには若手選手なら登竜門とも言えるレンタル移籍の経験がないのだ。ただし、17歳の頃から徐々に出番を得るようになったイングランドU-21代表MFだが、ローン移籍の可能性もあった。

それでも、ローン移籍での試合経験よりも、アンフィールドに残留した方が学べることが多いと判断したリバプール。ユルゲン・クロップ監督はその理由を説明しており、現在の成長ぶりには満足しているようだ。

「彼をEFLリーグ1で30試合プレーさせるために放出したくなかった。チームに残留し、サッカーを学んで欲しかったんだ。そして、それが実現しているね。」

「残留すれば、クラブで大切にしているボールを持っていない場面(オフ・ザ・ボール)での動きを学べる。若い頃から常にボールに絡んでいた10番タイプの彼にとって、オフ・ザ・ボールを彼のDNAに組み込むのは簡単なことじゃなく、時間が必要かかる。」

「攻撃や守備におけるあらゆる情報を授けることが我々の仕事。でも、17歳でトップチームにいれば、吸収するために多くの時間を割ける。ピッチ上での活躍を見れて、ほんとに嬉しいよ。」

まさに純然たるワン・クラブ・マン。まだ20歳と覚醒の時を待つスカウサーには、明るい未来が待っているはず。同クラブでデビューし、同クラブで引退するという地元出身プレーヤーにとっては夢のようなストーリー。

すでに世界的サイドバックの称号を手にしているトレント・アレクサンダー=アーノルドらとともに、次世代のリバプールを担うミッドフィルダーは、パフォーマンスのレベルを上げて世界でも有数のミッドフィルダーへの仲間入りを果たせるだろうか…?

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