ロメル・ルカクの後継者?ベルギー代表FWチャールズ・デ・ケテラエル争奪戦がより熾烈に

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Romelu Lukaku's successor? Belgian international Charles De Ketelaere's battle for the title becomes more fierce 移籍

リバプールは、フロントスリーの後継者探しに躍起だ。カリム・アデイェミ(レッドブル・ザルツブルク)やイスマイラ・サール(ワトフォード)ら数々のフォワードやウインガーが獲得候補として報道されてきた。

昨季から加入とは思えないほどにポルトガル代表FWディオゴ・ジョッタが馴染み、いまではフロント・フォーを形成。残念ながら負傷してしまったハーヴェイ・エリオットや急成長中のカイデ・ゴードンらも控えている中、即戦力のスコアラーを早めに確保したい意向は変わっていない。

『Calciomercato』によれば、リバプールはクラブ・ブルッヘに所属するベルギー代表FWチャールズ・デ・ケテラエルに関心を寄せており、20歳のフォワードを前線強化に向けた補強の目玉として獲得可能性を探っている。

ベルギー代表U-16から各世代で代表選出された若き逸材は、2020年11月にはフル代表デビュー。ゴールも決めており、タレント軍団が年齢を重ねてきた同国代表の次世代を担う才能に期待がかかっている。

クラブでは7歳からクラブ・ブルッヘの下部組織で育ち、2019年には初めてのプロ契約を締結。同年にトップチームに昇格したフォワードは、通算84試合11ゴール13アシストを記録している。センターフォワードのみならず、ウイングや攻撃的ミッドフィルダーなど複数ポジションでプレーできるのは魅力的だ。

もともと中盤での起用が多かったこともあり、足下の技術に加えて、卓越したパスセンスを兼ね備える。生まれ持った高身長も相まって、どこか異質的な存在。トップ下からセンターフォワードへコンバートされたロベルト・フィルミーノの後釜に打ってつけの人材と言える。

ただし、争奪戦は熾烈を極める。地元のライバルチームであるエバートンが関心を強める一方で、マンチェスター・ユナイテッドやマンチェスター・シティ、ウェストハム・ユナイテッドも興味を示す。さらには、ACミランやナポリらイタリア勢も獲得を狙っている。

エバートンはコロンビア代表MFハメス・ロドリゲスを放出しており、アイスランド代表MFギルフィ・シグルズソンもとある事件の影響から出場がままならない。ミッドフィルダーも兼任できるベルギー代表FWを後釜に据え、チームを率いるラファ・ベニテス監督も獲得を熱望しているようだ。

南野拓実やアレックス・オックスレイド=チェンバレンらが”フィルミーノ・ロール”をテストされてきたが、コーチ陣の期待には応えられていない。ブラジル代表と同じようなポジションを歩んできた同選手には、大きなポテンシャルがあることは間違いない。

はたして、未来のベルギー代表の中心になるべき存在が、次のステップアップに選ぶクラブはどこになるのだろうか…?

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