昨年夏にスタッド・レンヌからリーズ・ユナイテッドに加入したハフィーニャ。マルセロ・ビエルサ監督のサッカーにすぐさま馴染むと、決定力やキレッキレのドリブル、スピードを兼ね備えるウインガーは、プレミアリーグで30試合6ゴール9アシストを記録。
今シーズンも主軸として攻撃を牽引する同選手は、ブラジル代表にも招集。2021年10月8日にフル代表デビューを果たし、ここまで3試合ですでに2ゴールを奪い、代表レベルでも活躍を続けている。ヨーロッパで評価を高めているウインガーには、数々のクラブが関心を寄せている。
今夏にはリバプールからの強い興味が伝えられ、継続的にスカウティングを行っており、選手の動向を追っているとの情報も。リーズ・ユナイテッドでは2シーズン目を過ごすが、チームは9試合で1勝と苦戦を強いられており、降格圏内からギリギリの順位に位置している。
今後の巻き返しに期待が集まるものの、2年目のジンクスに見舞われるクラブは、チャンピオンズリーグ出場おろかヨーロッパリーグ出場も狙えない可能性が高い。24歳とキャリアの絶頂期を迎えつつあるブラジル代表FWは、ステップアップを望んでも不思議ではない。
過去には母国ブラジルで背番号10を背負い、バルセロナやACミランで活躍した大先輩リバウドは『Betfair』で後輩ハフィーニャについて語った。現状の出来を評価しつつ、ステップアップも視野に入れても良いとアドバイスを送っている。
「ハフィーニャは見事なブラジル代表デビューを飾り、すでにリーズ・ユナイテッドに所属し、プレミアリーグで輝きを放っている。リバプールからの関心も噂されているね。」
「もし、彼が移籍したら、レギュラーではないかもしれないけど、タイトル争いやチャンピオンズリーグでのプレーが可能になり、ブラジル代表に招集されるためにも、重要なステップになると信じている。」
「より大きなクラブでプレーするだけのクオリティーを持っている。彼は素晴らしいサッカーを披露しているし、選手は常により高みを目指し、チャレンジしたいと思っているから、移籍するメリットはあるだろうね。」
元ブラジル代表FWリバウドが示唆している通り、サッカー選手としてはチャンピオンズリーグでのプレーを夢に見るものだ。モハメド・サラーが契約問題に揺れ、年齢も30歳を迎えるエースの後釜になり得るためにも、アンフィールドへ移籍するのも好ましい選択かもしれない。
はたして、リーズからリバプールへと新天地を移す未来はやってくるのだろうか…?