愛するクラブ退団はあり得るのか?リーズMFカルヴァン・フィリップスに対して、マンチェスター・ユナイテッドとリバプールが熱視線

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Manchester United and Liverpool eyeing up Leeds United midfielder Kalvin Phillips 移籍

マルセロ・ビエルサ監督率いるリーズ・ユナイテッドは、試合終了まで走りきる運動量を全員が持ち、ピッチ全体をマンマークで追い続ける奇天烈な戦術で、昨シーズンのプレミアリーグで旋風を巻き起こした。

しかし、今季は開幕戦から苦戦を強いられており、9試合でわずか1勝と本来の力を発揮できていない。ライバルチームがしっかりとした対策を練ってきたことで、2年目のジンクスに悩み続けるリーズ・ユナイテッドだが、主力プレーヤーの評価が落ちることはない。

ブラジル代表にも招集されたFWハフィーニャがメガクラブから多く関心を寄せられる一方で、サウサンプトン戦でプレミアリーグデビューを飾ったイングランドU-21代表FWジョー・ゲルハルトが、ウルブス戦で期待を抱かせる活躍を見せた。

そんな中でもチームの中核を担い、攻守両面で欠かせない存在が、イングランド代表でも中盤を任されるMFカルヴァン・フィリップスだ。 『Daily Star』によれば、マンチェスター・ユナイテッドとリバプールが同選手の動向を追っており、熾烈な争奪戦が勃発するかもしれない。

マンチェスター・ユナイテッドは、ミッドフィルダー陣の底上げを目指して、来夏の移籍市場でイングランド代表MF獲得を検討している。同じくイングランド代表で、ウェストハム所属MFデクラン・ライスにも関心を持っているよう。

ハーヴェイ・エリオットやカーティス・ジョーンズが台頭しているリバプールもまた、中盤の戦力アップを狙っている。ジェームズ・ミルナーやジョーダン・ヘンダーソンが年齢を重ね、昨年にはジョルジニオ・ワイナルドゥムが退団。

負傷による度重なる長期離脱により、アレックス・オックスレイド=チェンバレンが本調子を取り戻せていない。退団もにわかに噂されており、守備にも強みを持つリーズMFはピッタリの人材となる。

6000万ポンド(約84億円)とも言われる移籍金をリバプールが支払えるかは微妙なところ。ユナイテッドにとっては問題ない金額と思われるが、リーズ・ユナイテッドとの昔からのライバル関係が事態を難しくする。

いずれにせよ、リーズに生まれ、リーズ・ユナイテッドのみで成長を続けてきた地元のスターが、チームを離れる決断を下すには相当な決意が必要となる。可能性があるとすれば、プレミアリーグから降格した場合くらいか。チームのアイコンにもなっている同選手の退団は、現時点では考えにくい。

カルヴァン・フィリップスはこれまで220試合に出場し、14ゴール12アシストを記録。イングランド代表でも、2020年9月のデビュー以来17試合に出場。EURO2020でも主軸として、準優勝した代表チームを支え続けた。来夏のワールドカップでも同様の活躍が期待される…

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