フォワード陣の世代交代を狙うリバプールは、レアル・ソシエダに所属するズラタン・イブラヒモビッチ2世に熱視線か?

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With Liverpool looking for a generational change in their forward line, are they keen on Real Sociedad's Zlatan Ibrahimovic II? 移籍

モハメド・サラーやサディオ・マネ、ロベルト・フィルミーノらが30歳の大台を迎えるリバプールは、かねてから世代交代の必要性が叫ばれ続けている。今シーズンこそフロントスリーが抜群の得点力を発揮しているが、負傷が多くなる年齢に差し掛かっているのは事実だ。

ヨーロッパに限らず、様々な地域のフォワードが連日リバプール移籍の噂が報じられており、信憑性が高いものから、ただのゴシップ記事まで真偽は掴めない。そんな状況下においても、さらに新たなストライカーとの関係がメディアを賑わせている。

『El Nacional』によると、リバプールはレアル・ソシエダに所属するスウェーデン代表FWアレクサンデル・イサクに関心を抱いている。2019年の夏に同クラブに加わった元ドルトムントFWは、昨シーズンにはキャリアハイとなるリーグ戦17ゴールを奪い、EURO2020でも母国のベスト16進出に貢献した。

今季もスタメンとして活躍し続ける同選手は、ヨーロッパリーグ含めて13試合5ゴールを決めており、ゴール前で高い決定力を誇っている。ドリブル能力にも秀でており、ペナルティエリア外からシュートにも定評がある。

過去にはズラタン・イブラヒモビッチ2世とも言われ、高いポテンシャルは健在。まだ22歳と若く、さらなるステップアップが目の前に広がる。年々能力に磨きがかかってきており、ヨーロッパ中のメガクラブからの関心を引くのも納得。

同紙の報道によれば、レアル・ソシエダで通算102試合38ゴールを奪っているスウェーデン代表FWを獲得するために、リバプールは移籍金4000万ユーロ(約52億円)を支払う構えを見せており、正式オファーを提示する準備を進めている。

最近の動向から推測するに、カリム・アデイェミ(レッドブル・ザルツブルク)が本命とも見られる。ただし、ドイツ代表FWは母国ドイツ帰還を狙っているとも伝えられており、バイエルン・ミュンヘンやドルトムントとの争奪戦は熾烈を極める。

アレクサンデル・イサク獲得レースも決して簡単なものではない。数々のビッグクラブが触手を伸ばしており、4000万ユーロ(約52億円)での獲得は困難にも思える。今夏に契約延長したばかりで、所属クラブとの現行契約は2026年6月末までとなっている。

契約満了は5年も先のことであり、フリートランスファーは望みが薄い。契約期間の長さや競合クラブの多さ、ポテンシャルの高さを丸々考慮すると、用意していると言われる移籍金にさらなる上乗せが必要となるだろう。

ただし、資金力に乏しいリバプールにとっては大きな出費。そもそも準備するためには、主力選手の放出は避けられず、そこまでして獲得に動くべき逸材かと言われると微妙ラインかもしれない。より安く補強に漕ぎ着ける選手に視線を向けるのは必然であり、スウェーデン代表FWにこだわる必要もない。

そもそも今回の報道が真実とは言い切れない。それでも、元ドルトムントFWはよい選手であることは間違いなく、いつの日かアンフィールドでプレーする姿を見てみたい…というのが本音だ…

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