マンチェスター・シティやチェルシーで頭角を現し、リバプールで才能が開花した元イングランド代表FWダニエル・スタリッジ。ルイス・スアレスやラヒーム・スターリングと抜群のコンビネーションで得点を量産していた姿は記憶に新しい。
だが、度重なる負傷によって、コンディションを崩した同選手のキャリアは下降線を辿る。ユルゲン・クロップ監督が就任し、スーパーサブ的な役割になっても負傷癖は抜けず。貴重なゴールを決めるシーンもあったが、2019年に契約満了に伴いリバプールを退団。
その後、トルコ移籍を手に入れたフォワードだが、サッカーよりも私生活が注目を浴びることに。賭博違反で4カ月の活動禁止処分を受けた同選手は、トラブゾンスポルとの契約を解消。2020年3月から無所属状態が続いていたが、今年10月にオーストラリアのパース・グローリーFCへの移籍を果たしていた。
32歳になった元イングランド代表FWは、開幕節アデレード戦で5分間ながらも実戦復帰。そして、第2節ウェスタン・ユナイテッド戦でもチーム帯同したものの、4時間のフライトに慣れておらず、プレーするコンディションが戻らなかったことを理由に、試合出場を断念したようだ。
#exclusive 🎙️🎙️
— SEN WA (@SENWestAus) November 27, 2021
Perth Glory owner Tony Sage has confirmed on the @TAB_touch Lounge-it was superstar Daniel Sturridge's decision not to start with the team yesterday. Sage says Sturridge "isn't used to the 4 hour flights" and felt he couldn't contribute.
@DeclanEKelly@petervlah
クラブのオーナーを務めるトニー・セージ氏は、『スタリッジは4時間のフライトに慣れておらず、貢献できないと感じていた。』と述べており、ベンチにすら座らなかった背景を語っている。
加入早々に特殊な理由で欠場になってしまったが、次節はしっかりとコンディションを整えた上で、チームを勝たせるようなパフォーマンスを披露してくれることを願うばかりだ…