昨シーズンはブラックバーンで輝かしい活躍を見せ、今季はプレシーズンにおいて、ジョルジニオ・ワイナルドゥムが退団した中盤にコンバートされたリバプールMFハーヴェイ・エリオット。プレミアリーグ第2節からレギュラーに定着すると、トップチームでの抜群のパフォーマンスを披露していた。
しかし、9月に行われたリーズ・ユナイテッド戦で悲劇に見舞われる。パスカル・ストライクとの交錯自体はそこまで激しいものではなかったが、当たりどころが悪く、左足首の骨折脱臼の大怪我を負ってしまった。
回復するために手術を受けたイングランドU-21代表MFは、それ以来リハビリに励んできた。リバプール公式や選手のSNSでリハビリの様子がたびたびアップされており、サポーターに早期復活を期待させてきた。
脅威の回復を見せ続ける若き逸材だが、来年1月には復活できるかもしれない。言及したのは、『The Athletic』でリバプール専属記者を務めるジェームズ・ピアース氏。まだ何も決まっていないことを強調しながらも、最短で来年1月における全体トレーニング復帰の可能性をほのめかしている。
「このまま順調にいけば、ハーヴェイ・エリオットは1月中にチームのトレーニングに参加する許可を得られるだろう。その後、完全に調子を上げてから復帰することになります。」
「現段階では何も決まっていませんが、今シーズン最後の3ヶ月間に復帰することが現実的だと考えられる。」
「しかし、彼がクリアすべきハードルはまだ高く、今後も数週間のうちに、ひねりや回転、ボールを使ったトレーニングが追加される。激しさが増してくると、ちょっとしたことで挫折してしまうこともあります。」
1月中にはトレーニングに復帰し、2月頃には試合出場が見えてきたハーヴェイ・エリオット。負傷するまで期待が高まるプレーぶりを見せ付けていただけに、復活後の成長にはいやがおうにも注目が集まる…