異例の再抽選となったチャンピオンズリーグ・ラウンド16。無効となった回では、RBザルツブルクとのドローだったが、再抽選後には昨季セリエA優勝を成し遂げたインテル・ミラノとの対決が決定した。
単純なクラブレベルでは上がった印象があるインテル。驚くべきは、グループステージでは同じくスタディオ・ジュゼッペ・メアッツァを本拠地とするACミランと対戦しており、2試合連続で全く同じスタジアムでのプレーが行われる。
RBザルツブルクとの組み合わせが決定した瞬間にもLFC公式サイトとのインタービューに応じたユルゲン・クロップ監督だが、やり直し抽選後にもインタービューに応え、1回目のドローと異なった対戦相手との対決に言及している。
「サン・シーロで初めてプレーするのに54年も待たなければならなかった。それが3ヶ月で2回になるのだから、良いニュースだよ。」
「もちろん、厳しい戦いになるだろう。彼らはイタリアのリーグ覇者であり、調子を上げているチームだ。2月に会うまで、何が起こるか様子を見てみよう。」
「(プレミアリーグ経験のある)アレクシス・サンチェスやエディン・ジェコらはよく知っている。ラウタロ・マルティネスは、おそらく世界で最もエキサイティングなストライカーのひとりでしょう。」
「シモーネ・インザーギ監督もいるね。昨シーズンには彼らはチャンピオンになった。決して簡単ではないが、リバプール流のやり方であれば、可能性は十分あるだろう。」
「適切なチャンピオンズリーグの組み合わせで、すべて問題ないよ。ほんとに楽しみにしているよ。」
難しい試合展開になることは間違いない。それでも、実力は上回っていると考えられ、セリエA覇者を制して、ベスト8進出を決めてくれると信じてやまない…