レスター・シティ戦では、プレミアリーグでここまで50得点を奪ってきた攻撃陣が沈黙。何度かチャンスはあったものの、枚数をかけて守るホームチームを掻い潜ることができずに、まさかの無失点での敗戦となった。
チーム全体のパフォーマンスも試合中ずっと低調で、元来持つ迫力を全く感じれなかった。レスターがうまく守ったと言えばそれまでだが、窮地で勝利に導いてきたフロントスリーが不発。デンマーク代表の見事なセーブや決定的なシーンでボールがゴールマウスに飛ばず、なんとも後味の悪い試合になってしまった。
この試合の内容では、サポーターからの批判は避けられない。ディフェンス・リーダーとして最終ラインをまとめ、アデモラ・ルックマンのゴール以外は総じて基準点以上のプレーを見せたオランダ代表DFフィルジル・ファンダイクも不甲斐ない出来を認め、改善を強く要求している。
「ファイナル・サードで、僕たちは不十分だった。」
「自分たちのパフォーマンスを見つめ直し、改善しなければいけない。もっとうまくやりたかったし、それが事実だよ。」
「僕たちは十分ではなかったし、彼ら(レスター・シティ)は勝利に値した。」
次節は優勝争いを左右しかねないチェルシーとの大一番を控えるリバプール。リーズ・ユナイテッド戦が延期となり、他のチームよりもインターバルが長かっただけに、動きの鈍さには驚きを隠せない。
今回の試合では、ユルゲン・クロップ監督も理由を明確には説明できず。これから何がうまくいかなかったのかを洗い出す作業に入ると、試合後のインタビューで述べており、年末年始にかけてコーチ陣は忙しい日々を送る。
レスター・シティに無得点で完敗...本来のパフォーマンスからほど遠いプレーぶりに、ユルゲン・クロップ監督も困惑
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ロンドンでの一戦に、今回の負けを引きずらずに、生まれ変わったパフォーマンスを披露し、勝ち星を掴み取ることを願うばかり…