日本時間2022年1月7日(金)に開催予定のカラバオ・カップ準決勝、エミレーツ・スタジアムでのリバプール対アーセナル戦が延期の可能性が高まっている。チーム内で新型コロナ感染が拡大し、負傷者やアフリカネイションズカップでメンバーを欠いているリバプールは正式に延期要請を行った。
プレミアリーグ・チェルシー戦ではユルゲン・クロップ監督に加えて、アリソン・ベッカーやロベルト・フィルミーノ、ジョエル・マティプがコロナ陽性反応で欠場。チアゴ・アルカンタラや南野拓実、ハーヴェイ・エリオット、ディボク・オリギ、ナット・フィリップスらも離脱中。
また、アフリカネイションズカップ参加のため、モハメド・サラーやサディオ・マネ、ナビ・ケイタの3選手もチームを離れている。さらには、コーチ陣にもコロナ感染が広がっており、トレーニングが中止になるほど事態は深刻だ。
そんな状況において、リバプールはイングリッシュ・フットボールリーグに対して、アーセナルとのカラバオカップ準決勝第1回戦の延期を要請し、クラブ公式サイトで正式な声明を投稿している。
「リバプールは、登録している選手やスタッフに陽性反応の疑いが広がっており、さらに病気や怪我などセレクションに影響を与える要因があったため、EFL(English Football League)に対して、正式に試合の再調整を要請しました。」
「これを受けて、クラブはアクサ・トレーニングセンターでの準備を中止し、火曜日のトップチームのトレーニングセッションはキャンセルされていました。」
「EFLへの申請にあたっては、遠征するサポーターに延期の可能性を知らせる必要性も考慮されました。」
「木曜日の試合までに状況が改善される見込みがなく、さらに悪化する可能性があるため、クラブは試合の延期を要請することが賢明かつ妥当であると考えています。」
「リバプールFCは、申請手続きやトレーニングの再開について、追って最新情報を提供する予定です。」