わずか830万ポンド(約11.6億円)で獲得可能?リバプールが22歳の​​カーボベルデ代表ミッドフィルダーに関心を寄せる

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Could be available for just £8.3 million - Liverpool are interested in the 22-year-old Cape Verdean midfielder 移籍

昨年の夏に、ジョルジニオ・ワイナルドゥムを手放したリバプール。数々のスター選手への関心が報じられたものの、ミッドフィルダー獲得には至らず、最終的にはイングランドの若きFWハーヴェイ・エリオットを中盤にコンバート。

ただし、リーズ・ユナイテッド戦で長期離脱。期待されるもうひとりの若きMFカーティス・ジョーンズは印象的なパフォーマンスを披露するのに苦戦する一方で、ナビ・ケイタも好調時に負傷する癖が抜けず、安定してプレーすることができずにいる。

さらには、チアゴ・アルカンタラも負傷を繰り返し、アレックス・オックスレイド=チェンバレンもレギュラー確保に十分なパフォーマンスを見せられていない。結果、ジョーダン・ヘンダーソンやファビーニョ、ジェームズ・ミルナーに負担が乗しかかる。

タイラー・モートンら若手の成長は嬉しい悲鳴だが、新たなミッドフィルダー獲得は至上命題。ケイタやオックスレイド=チェンバレンらには出場機会の少なさから契約延長を拒否するのではとの報道も出ており、枚数が足りなくなるかもしれない。

『Voetbalflitsen』によれば、リバプールはKVオーステンデに所属する​​カーボベルデ代表MFケニー・ロチャ・サントスに興味を抱いている。この冬の移籍市場において、830万ポンド(約11.6億円)で獲得可能と言われる同選手には、ポルトやフェイエノールトも関心を示している。

サンテティエンでトップチームデビューを果たすと、2019年の夏にナンシーに移籍。2シーズンの在籍で評価を高め、昨夏にジュピラー・プロ・リーグ(ベルギー)のKVオーステンデに加入。今季は21試合3アシストを記録し、チームの主軸を担う。

フリーキックの精度が高く、セットピースのキッカーとして活躍。運動量豊富でピッチ上で広いエリアをカバーし、激しいタックルやフィジカルを生かした力強いボール奪取もお手のもの。ファールの多さが傷だが、攻守両面で貢献度が高い。

ナビ・ケイタよりもテクニックレベルは下がるが、現時点のリバプールに最も必要な中盤でのプレッシング強度を高められる存在と言える。小柄ながらも、よりしつこい守備や適切なポジショニングを身につければ、プレミアリーグ屈指の守備的ミッドフィルダーになれる可能性を秘めている。

22歳という年齢も魅力的で、長期的な役割を任せられる。トップリーグでの実績がなく、強豪クラブでの経験もないのが未知数な要因を残す。デニス・ザカリア(ボルシア・メンヒェングラートバッハ)ら今夏でフリー移籍が可能な選手が存在しており、​​カーボベルデ代表MFへの優先度は高くなさそう。

それでも、中盤における守備強度の改善は必須。ヘンダーソンのフル稼働が難しくなり、ミルナーも契約延長するか不透明な中、新たなるミッドフィルダーを迎えるであろうリバプールは、どのような選手をアンフィールドに持ってこれるだろうか…?

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