プレミアリーグで首位をひた走るマンチェスター・シティに対して、追いすがり首位奪還を狙うリバプール。チェルシーを加えた3チームで優勝争いを繰り広げているものの、年末年始の期間でマンチェスター・シティが一歩リード。
イングランドの王者を狙うシティとリバプールは、国内リーグ戦以外でも争っているようだ。『Voetbal International』によれば、両チームはPSVに所属するオランダ代表FWコーディ・ガクポを狙っており、今夏の移籍市場での獲得を目指している。
189cmと長身フォワードにも関わらず、抜群のスピードや卓越した足元の技術を有する。大股のドリブルで相手守備者を交わすこともでき、ゴール前での決定力も魅力的。新進気鋭のウインガーは、昨夏のEURO2020にも招集されており、そのポテンシャルには多くのクラブが関心を寄せている。
左ウイングを主戦場に、センターフォワードとしても稼働可能な万能型フォワードは、今シーズン28試合10ゴール11アシストを記録。オランダ代表でも4試合1ゴールを決めており、評価は高まる一方。アカデミーから過ごしたPSVに別れを告げ、ステップアップを目指す時期が来ているのかもしれない。
2025年まで契約が残っており、さらには契約延長合意に向けて話し合いが進んでいる。それでもなお、プレミアリーグを引っ張っているメガクラブからの関心に、今夏での売却にも可能性を残す。
同紙によれば、コーディ・ガクポ側はすでにマンチェスター・シティとリバプールと接触しており、各クラブと予備交渉を実施しているようだ。プレミアリーグ以外からも関心が届いており、そういったクラブとも交渉を開始している事実も否定できない。
はたして、未来のオランダ代表を担うかもしれないFWコーディ・ガクポは、今夏に新たな新天地へとステップアップするのだろうか…?