元リバプールMFジョルジニオ・ワイナルドゥムが、アーセナルでのプレミアリーグ復帰を希望?

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Ex-Liverpool midfielder Georginio Wijnaldum wants to return to the Premier League with Arsenal? 移籍

ニューカッスルからリバプールに加わったのが、2016年。以来オランダ代表MFジョルジニオ・ワイナルドゥムは、中盤のダイナモとして攻守両面で輝きを見せ、チームに欠かせない選手のひとりへと成長を遂げた。

クラブやサポーターが残留を望む中、契約内容がまとまらずに惜しまれつつも、昨シーズンをもってリバプールを退団。バルセロナ移籍に近づいていたものの、ヨーロッパで1位、2位を争う資金力を誇るパリ・サンジェルマンが割り込み、一気に契約をまとめあげた。

フランスの首都に生活の本拠地を移した同ミッドフィルダーだが、順風満帆なサッカー生活を送っているとは言い難い。試合には出場しているが、途中出場の回数も多く、大型補強を敢行したクラブにおいて、絶対的な存在になり切れていない。

この冬には、半年間だけでフランスを後にし、イングランド復帰の噂が駆け巡った。古巣のリバプールに加えて、中盤の強化を目指すアーセナルらが獲得に動いていると言われたが、現時点で進捗は報じられておらず、今冬の移籍市場での実現はなさそうだ。

そんな中、気になるニュースが飛び込んできた。Sky Sportsなどでリポーターを務めるケイヴェ・ソルヘコル氏は『The Transfer Show』という番組内で、オランダ代表MFにとってアーセナルが心のクラブであり、ロンドンでのプレミアリーグ復帰を検討していると伝えた。

「ジョルジニオ・ワイナルドゥムが現時点で負傷離脱している。彼は公の場で “PSG(パリ・サンジェルマン)を去りたい” とは言わないだろうし、ファンとの関係を壊したくないだろうからね。」

「しかし、我々が聞いている限り、彼はプレミアリーグに戻りたがっているようだ。今日、今週、あるいは今夏に戻りたいとは言っていないが、戻りたい気持ちを持っており、アーセナルでプレーしたいと聞かされ続けている。」

「アーセナルは、彼が子供の頃から憧れていたクラブで、彼にとっては間違いなく魅力的なクラブだ。」

「PSGがタンギ・エンドンベレとのレンタル移籍を締結したら、中盤の選手をひとりを手放すだろうか?その場合、ワイナルドゥムはアーセナルの選択肢になるのだろうか?アーセナルがミッドフィルダーを探していることは理解している。」

「PSGは一貫して “彼に出て行って欲しくない” とは言っているけどね。」

かつてのライバル関係ほどバチバチした関係ではないものの、プレミアリーグで復活の兆しを見せ付けるアーセナル移籍となれば反発は避けられない。退団時にはアンフィールドで温かく見送られた同選手だが、次回はブーイングで迎えられるリスクを孕む。

高い頻度でレッドカードをもらうスイス代表MFグラニト・ジャカに比べ、安定したパフォーマンスが期待できるジョルジニオ・ワイナルドゥム。若い選手も多いアーセナルにとっては、要望に沿った補強になることは間違いない。

ただし、エミレーツ・スタジアムでプレーするオランダ代表MFの姿を見たくないのは、リバプール・サポーターの本音。あくまで噂レベルであり具体性には乏しいため、そこまで心配はしていないが、実現しないことをひたすらに願っている…

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