2018年にRBライプツィヒからリバプールに加入したギニア代表MFナビ・ケイタ。アフリカ選手権にも出場した同選手だが、かねてから度々リバプール退団が報じられてきた。バルセロナ、バイエルンやACミランなど名だたるクラブが関心を示していると言われてきた。
アンフィールドでは度重なる負傷により、チームを離れる期間も多い。それによって、コンディション調整にも苦労しており、ジョーダン・ヘンダーソンの後継や退団したジョルジニオ・ワイナルドゥムの代役として期待されたが、現状だとそこまでのインパクトは残せていない。
ボレーシュートなど時折見せる絶妙なシュートで得点を奪い、巧みなテクニックで相手を抜き去るドリブルは一級品。パス精度も高く、守備の強度こそないが、しっかりとディフェンスも行える。怪我せず、コンディションさえ整えば、レギュラーを張っていたいてもおかしくない。
ただし、チアゴ・アルカンタラやヘンダーソンに序列で劣っており、ハーヴェイ・エリオットら若手からの突き上げを受ける。過密日程やチアゴの負傷離脱により、試合にこそ出ているものの、満足いくプレー時間を確保しているか言われれば疑問符が付く。
そんなギニア代表MFに、新たな移籍先候補が浮上してきた。『Calciomercato』によれば、名門復活を誓うユベントスが関心を寄せており、中盤に厚みを持たせたい意向だ。なお、同クラブはACミランMFフランク・ケシエにも熱視線を向けている。
コートジボワール代表MFフランク・ケシエを巡る争奪戦は、熾烈を極めている。トッテナム・ホットスパーがすでにオファーを提示したとも言われる中、リバプールも今シーズン終了後に契約満了となるミッドフィルダーに触手を伸ばしている。
ユベントスもまた同選手をトリノに迎え入れる準備を進めている。しかし、仮にリバプールがコートジボワール代表MFを手に入れた場合に備えて、出場機会がさらに減少する可能性があるギニア代表MFの動向を追っている。
リバプールと同クラブMFナビ・ケイタとの現行契約は2023年6月末まで。今夏には1年を切るため、移籍報道が過熱する原因となっている。もしも契約交渉が難航することがあれば、ある程度の移籍金を確保するために、今年の夏での放出も現実味を帯びてくる。
はたして、ギニア代表MFは来季以降もアンフィールドに残り、兄貴サディオ・マネとのプレーを続けるのだろうか?はたまた、契約満了を待たずに、出場時間を求めて新天地へと旅立つのだろうか?
今年の夏までのリバプールとナビ・ケイタとの交渉からは目が離せない…