リバプールからの関心に終止符を打ちたいウェストハムは、FWジャロッド・ボーウェンに長期契約を準備か

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West Ham ready to sign Jarrod Bowen on long-term deal to end Liverpool's interest in him 移籍

リバプールがフロントスリーの後継者として、継続的かつ強めにモニタリングするウェストハム・ユナイテッドFWジャロッド・ボーウェン。リーズ・ユナイテッドFWハフィーニャとともに、頻繁にリバプール移籍が頻繁に取り沙汰されている。

この冬にはFCポルトからコロンビア代表FWルイス・ディアスを迎え入れた同クラブだが、依然として両選手への関心を失っておらず、今夏の移籍市場で獲得に動く可能性を残している。モハメド・サラー同様に、左足を利き足に切り込んで強烈なシュートを放て、ゴールとアシストの両面で貢献できる。

2020年1月にハル・シティからウェストハムに加入したジャロッド・ボーウェンは、昨季から覚醒したクラブ同様に調子を上げ続け、今シーズンも35試合12ゴール11アシストと脅威的な数字を残している。

『Evening Standard』によれば、プレミアリーグで屈指のアタッカーに成長した同選手に対して、所属クラブのウェストハムは契約延長オファーの準備を進めており、長期契約締結を目指している。また、契約を結ぶことでリバプールからの関心を薄めたい意向も兼ねているようだ。

ロンドン拠点のチームにおいて、絶対的なレギュラーであり、センターフォワードを務めるマイケル・アントニオら攻撃陣との連携も抜群で、カウンター時にも攻め上がるスピードも申し分ない。ドリブル技術を高く、しっかりと戻り守備も行える。

ハードワークができる選手だけに、ユルゲン・クロップ監督が求めるサッカー哲学と相性が良い。ショートカウンターやロングカウンターでも脅威になれるのは、まさに求める人材であり、そのままエジプト代表フォワードの代役を任せられる。

年齢も25歳とちょうど脂が乗った状態であり、イングランド国籍を有していることも魅力的。いまだに、なぜかイングランド代表に呼ばれた経験がないが、その実力は誰もが認めるところ。ディボク・オリギや南野拓実が今夏の退団も濃厚になっている中、新たなフォワードとして最優先ターゲットに挙がっている。

現行契約はまだ2025年まで残しており、直近で急ぐような時期ではない。リバプールも獲得を目指した場合には、多額の移籍金を要求されるであろう。そんな状況において、ウェストハムが長期契約を目論む背景には、メガクラブの存在があることは間違いない。

イングランド人らしく激しいプレーも厭わない、華麗なドリブラーは今度も長く東ロンドンに留まるのだろうか。もしくは、新たな成長を求めて、ステップアップしていくのだろうか…?

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