まもなくカラバオカップ決勝を迎えるリバプール。強豪チェルシーとの対戦は、ともにプレミアリーグで上位を走るクラブ同士との対決になり、ウェンブリーでは激しい戦いが予想される。
そんな試合だからこそ、サポーターの力が必要となる。これまでも数々の決勝に進出し、一時はシルバーコレクターとも揶揄されてきたが、2018/19シーズンにはチャンピオンズリーグ、そして翌年にはプレミアリーグ優勝を果たした。
一時代の強さこそなくなった印象はあるが、着実に世代交代を図るリバプールは、それが身を結び始めてきた。ディオゴ・ジョッタが得点ランキングの上位に食い込み続け、ハーヴェイ・エリオットやイブラヒマ・コナテら将来を担う若手選手も好パフォーマンスを披露。
久しぶりにカラバオカップ決勝に上り詰めたリバプールだが、ロベルト・フィルミーノが負傷離脱しており、ファイナルには間に合わない。しかし、それ以外は欠場者なく、ジョッタもベンチ入りはできそうな見込みだ。
過密日程だが、戦力面では万全の体制で臨むカラバオカップ決勝戦。ユルゲン・クロップ監督はサポーターの声が助けになっている事実を明かし、サポーターたちのためにも全身全霊を尽くす気持ちを明言している。
「途中、いろいろな困難に直面し、そして決勝に進出した。それは重要なことで、サポーターたちも同様に賑わってると思う。」
「満杯のスタジアムがで決勝を戦えるのは、とても素晴らしいことだよ。」
「前にも言ったけど、満員のアンフィールドには慣れないんだ。毎回とても特別だからね。でも、誰もいないスタジアムにも慣れないよ。」
「やっぱり、人がいるほうがいい。今回は本当に大きなイベントで、それを初めて掲げた瞬間で、我々のスタッフはきっと絆が深まるだろう。」
「彼らは素晴らしい存在で、昨シーズンこそいなかったが、少し戻ってきたときに、それぞれの段階でチームを助けてくれた。」
「このクラブで一番好きなことは、みんなが本当に、本当に、本当に繋がっていると感じられること。つまり、みんながお互いをサポートしているということなんだ。」
「私たちは人々のために戦っているけど、自分たちのためにも戦っている。だから、スタンドでもピッチでも、世界レベルのパフォーマンスを発揮できるように頑張るしかない。」
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