ふたたびトロフィーを掲げたジョーダン・ヘンダーソンが、歓喜のカラバオカップ優勝を振り返る!

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Jordan Henderson looks back on his Carabao Cup triumph as he lifts the trophy for the second time! タイトル

どちらのチームが勝ってもおかしくない試合展開。ただし、両チームにあった決定機をどちらも決めきれずに、延長戦へ。それでもゴールが生まれずに、緊張感張り詰めるPK戦へと突入。チェルシーはGKケパ・アリサバラガを投入し、カラバオカップ制覇を目指した。

しかし、リバプールの精神力がチェルシーGKを上回った。PKストップが得意なはずのゴールキーパーだが、ことごとくゴールネットを揺らされてしまう。コースを読んでも取れないコースに蹴り込むリバプール選手たちに、明らかに手こずっていた。

一方で、アリソン・ベッカーに代わり先発出場したGKクィービーン・ケレハーも脅威になれずに、次々とPKを決められてしまう。両GKとも、何度かストップできそうな場面もあったが、キッカーの気迫により止めるまで至らなかった。

ゴールキーパー対決までもつれたPK戦。先攻のケレハーが見事なシュートで左上に蹴り込むと、プレッシャーはケパに。途中出場で試合に慣れきれずに迎えた重要な局面で、緊張に潰されたのか、シュートは明後日の方向に飛んでいき、リバプールのカラバオカップ制覇が決定した。

この試合で先発出場し、いつも通り中盤でリーダーシップを発揮し、ピッチ全体を走り回ったリバプールMFジョーダン・ヘンダーソン。途中、ジェームズ・ミルナーと交代で退いたが、その後にPK戦を制したチームメイトを称えつつ、決勝までの道のりで勝利に貢献してきた選手たちを労った。

「ほんとに喜ばしいことだね。」

「トーナメントが始まって以来、トップチームやアカデミーに所属する選手の全員が参加したことで、より特別なものになった。」

「このクラブでトロフィーを獲得することは、どのような大会であっても特別だ。PK戦になってしまうといつも難しいし、決して良いことではないが、選手たちは全体的に勝利に値すると思う。」

「もう10年経ったとは信じ難いね。10年前に優勝したなんて変な感じがするし、戻って来てまた優勝できたことは本当に特別なことだ。本当にスペシャルだよ。」

「このサッカークラブでプレーすることが当たり前だと思ったことはないし、それがどれだけ特別なことか…トロフィーを獲得することは、格別だね。ファンも、選手も、それに値する。」

「素晴らしい1日だったし、これでシーズン残り数カ月に向けて少しでも弾みをつけることができればいいね。」

Sky Sports

シーズン途中で歓喜の瞬間を迎えたリバプールだが、3日後にはノリッジ・シティとのFAカップ・5次ラウンドを控えており、すぐに気を引き締めなければならない。その後も、前回対戦で負けたウェストハムとのリーグ戦、インテル・ミラノとのチャンピンズリーグ・セカンドレグが待ち受ける。

常勝軍団リバプールだけに心配はしていないものの、取りこぼしだけは避けたい。ジョーダン・ヘンダーソンが述べている通り、今回の優勝を残りのシーズンに向けて、弾みを持たせるための材料にしなければならないだろう…

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