『全くもって理解できない!』 – クロップ監督が、リバプールDFのディフェンス面での批判を完全否定!

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I don't get it at all!" - Klopp completely denies any criticism of the Liverpool defender's defensive play! チーム

ロンドンで行われた前回の対決で敗戦を喫していたウェストハム・ユナイテッドとのプレミアリーグの試合に臨んだリバプール。満員のアンフィールドで大歓声を後ろ盾に、果敢に攻め込んだリバプールは、27分にサディオ・マネが挙げたゴールを守り切り白星を手に入れた。

一方で、ハイラインのディフェンスラインを何度か破られて、決定的なピンチを迎えた。それでも、GKアリソン・ベッカーが対峙しつつも、全速力で戻ったディフェンダーやミッドフィルダーがギリギリのところでクリアに成功し、なんとかクリーンシートを達成。

こうした試合展開で、毎回勃発するのが、右サイドバックを務めるイングランド代表DFトレント・アレクサンダー=アーノルドの守備に対しての批判。この試合で唯一の得点をアシストした同ディフェンダーだが、前線に上がる回数も多く、その裏を突かれてしまうことも多かった。

相手チームから狙われることも多い、リバプールの右サイドバックだが、裏を突かれてしまうのは、なにもイングランド代表DFだけの問題ではない。中盤のプレッシングやセンターバックのオフサイドラインなど様々な要因が絡み合っており、簡単な解決策はない。

チームを率いるユルゲン・クロップ監督も、こうした批判に辟易しており、全く理解できないと明言。ポジショニングで少し改善できるかもとヒントを出しつつも、あらゆる面で成長している同選手のディフェンスは同クラブで問題にすらなっていないようだ。

「全くもって、それ(守備能力への批判)は理解できない。非難があるのは事実だが、私が何を言ってもそれは変わらないと思う。」

「しかし、もし彼が守備ができないのであれば、ここでプレーすることはないだろう。少なくとも、あのポジションではね。」

「彼はディフェンスも含めて、すべての部分で成長した。まだ若く、改善することができるし、改善しなければならないが、彼の守備は我々の課題ではない。」

「彼のプレーを見ていると、ポジショニングとかで少しヘルプできるような気はしている。」

「フォーメーションの観点から、より影響を与えられるポジショニングを教えようとしている。彼のスキルセットやクオリティ、右足、そして全体を見渡せる能力…すべてが揃っての彼だね。」

「そして、敵陣のどのあたりに危険な状況があるのかを察知し、そこにボールを蹴り込もうと努めている。」

「ストライカーたちもそれを期待しているし、長らく共に仕事をしていると、非常に役立つよ。」

フィジカルや1対1でも確実に改善しており、ウェストハム戦でもパブロ・フォルナルスのシュートをゴールライン上でクリア。これまではリバプールの弱点だったかもしれないが、急成長するトレント・アレクサンダー=アーノルドのプレーぶりは安定感を増している。

過去のイメージから、また攻撃面での圧倒的な存在感からか、ディフェンスでの弱さを指摘されることも多いのは、個人的にも不思議でしかない。まだ改善すべき点はありそうだが、脅威的な成長スピードにはイングランド代表サポーターやメディアも考えを改めた方が良さそうだ…

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