今冬の移籍市場で、FCポルトからリバプールに加わったコロンビア代表FWルイス・ディアス。当時は代表チームに帯同していたため、現地で契約を結び、ポルトガルに戻ることなく、そのままイングランドにやってきた。
加入してからの活躍ぶりは、誰もが認めざるを得ない。デビュー戦となったカーディフ・シティ戦(FAカップ)ではいきなり南野拓実のゴールをアシストすると、プレミアリーグではノリッジ・シティ戦で待望のクラブ初ゴールを奪取。
カラバオカップ・ファイナルでも先発した同選手は、自慢のドリブル突破に加えて、加入直後とは思えないほどのコンビネーションを見せ、左ウイングで何度もチャンスを作り出した。最後まで全力で走り抜き、守備にも奔走する姿は、すでにファンの心を掴んでいる。
新天地で、しかも新たなリーグにおいても素晴らしすぎるスタートを飾っているコロンビア代表フォワードは、自分自身でも順応の早さに驚きを隠せない。その上で、チームメイトやコーチ陣が適応するために、重要な役割を果たしていたと語っている。
「考え得る限り最高の形で、みんなが望んでいたような形になってきている。個人的な観点から言えば、うまいことスタートをきれたし、夢に見てきたようなスタートになっている。」
「このクラブはとても競争が激しく、あらゆることに取り組んでいる。だから、このような形でスタートできたことを本当に、本当にうれしく思っているし、これからも続いていくことを願っているよ。」
「(適応の早さに)自分でもちょっとびっくりした。すべてがうまくいくことを望んでいた。さっきも言ったように、できるだけ早く慣れて、プレースタイルを知り、快適に過ごしたいと思っていたんだ。」
「トレーニングやグラウンドでは、チームメイトと良い関係を築くことができたと思う。うまく馴染めたのは、チームメイトやコーチング・スタッフのおかげだ。」
「チームメイトもコーチ陣の助けは絶大だった。僕はここで、チームと選手たちをサポートしようと思っている。これからもベストを尽くしていきたいね。」
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モハメド・サラー、ディオゴ・ジョッタ、サディオ・マネ、ロベルト・フィルミーノらとともに、プレミアリーグのみならず、世界的にも屈指の攻撃陣を形成するルイス・ディアス。出場すれば印象的なパフォーマンスを披露しており、首脳陣からの評価もうなぎ登り。
セネガル代表FWサディオ・マネの後継者とも目される選手だけに、さらなる得点力を身につけ、毎シーズン得点王を争えるほどの選手への成長が期待される。
とはいえ、まだまだ加入したばかり。今後もチームメイトたちとの連携を高め、クロップ・サッカーへの理解をより熟知することで、さらなる活躍をしてくれることだろう…