ウェールズ代表DFネコ・ウィリアムズは、過去に起きたソーシャル・メディアでの嫌がらせを赤裸々に語る

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Wales defender Neko Williams speaks candidly about past social media harassment スター候補生

リバプールからフラムにローン移籍中。ウェールズ代表DFネコ・ウィリアムズは、トレント・アレクサンダー=アーノルドの厚すぎる壁に阻まれ、プレー時間確保に確保に苦戦。出場機会を得るために、この冬の移籍市場でチャンピオンシップで首位をひた走るフラムに加入した。

フラムにレンタル移籍後、全試合にスタメン出場を果たしており、プレミアリーグ昇格を目指すクラブにおいて貴重な戦力となっている。元リバプールFWハリー・ウィルソンが在籍していることで、チームに馴染みやすかったのか、加入直後から実力をいかんなく発揮している。

スウォンジー・シティ戦では豪快なミドルシュートを決めたウェールズ代表ディフェンダーだが、過去にはソーシャル・メディア上で執拗に非難された過去を持つ。2020年9月に行われたリンカーン・シティ(カラバオカップ)でのパフォーマンスを巡り、過激な言葉での批判が投げかけられた。

結果として、ツイッターのプロフィール画面とヘッダーを黒色に変えていた時期もある。無論、数多くのサポーターが同選手を擁護していたものの、一部の心無い人間たちにより、タフな時期を過ごさざるを得なくなった。

暗黒時代とも言えるほどに追い込まれたネコ・ウィリアムズは、当時の気持ちや環境を振り返り、初めての体験で精神的に辛い時間であったことを告白している。

「おそらく19歳の時に、ソーシャルメディアで辛い時間を過ごした。」

「自分のパフォーマンスに対してツイッターで罵倒されたのは、その時が初めてだったから、当時をよく覚えているよ。」

「嘘をつきたくない。ほんとうにつらい時期だった。ツイッター上ではすべてがひどかったし、そんな経験は初めてだったんだ。」

「誰とも関わりたくなかった。リバプールの自宅に直行し、そこで一人で過ごしていた。」

「ただ、怒りと困惑を覚えた。どうしたらいいのかわからなかった。」

「今思えば、もっと多くの人と話しておけばよかったと思う。」

「若い人たちには、本当の人とつながって、今起きていること、感じていることを話して、胸の内をすべて吐き出すように、と100%伝えたいね。」

恐ろしい経験からも立ち直り、いまではウェールズ代表の常連。フラムでの活躍により、右サイドバックとしての評価を高め続けている。年齢も若く、プレーから学ぶことも多い年代だけに、実際にピッチで相手と対峙し続けることで、急激な成長を遂げている。

ただし、リバプールに限って言えば、トレント・アレクサンダー=アーノルドからのポジションを奪うことは困難。昨年の夏にも移籍の噂が飛び交っていただけに、今年の夏にでも退団の可能性が高まっており、後任には北アイルランド代表DFコナー・ブラッドリーが据えられるだろう。

辛すぎる体験を乗り越え、メンタル面での強さを手に入れた。そして、プレーすることで肉体的にも進化を続けるウェールズ代表ディフェンダーは、プレミアリーグでもレギュラーを張れるほどの実力を持っており、来季の去就には注目が集まる…

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