ついに決着!?リバプールがフラムMFファビオ・カルヴァーリョと今夏移籍にむけた契約合意へ

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Harvey Elliott all over again! Liverpool make move for youngster Fabio Carvalho from Fulham FC 移籍

攻撃陣の若返りが近年の課題となっているリバプールは、今年1月末で期限を迎えた移籍マーケットにおいて、FCポルトからコロンビア代表FWルイス・ディアス獲得だけじゃなく、フラムから若き攻撃的MFファビオ・カルヴァーリョ獲得に限りなく近付いた。

今シーズン終了後にフラムと契約満了を迎える同ミッドフィルダーに対して、リバプールは800万ポンド(約11.2億円)の移籍金を提示し、両クラブは合意に達した。個人合意ならびにメディカルチェックまで済ませたものの、フラムへのローンバックに関する書類が間に合わず、移籍が成立しなかった。

その後も移籍に向けた話し合いが継続的に行われていたが、ついに動きがあったようだ。『Football Insider』によれば、来季のプレミアリーグ昇格を目指すフラムの攻撃陣を牽引するMFファビオ・カルヴァーリョとリバプールは、契約満了に伴う移籍で個人合意に達した。

ポルトガルに生まれた同選手だが、幼い頃に家族と英国に移住。フラムのアカデミーで切磋琢磨し、順調に成長。イングランド代表の各年代に招集され続け、U-18レベルまではイングランド代表としてプレーしてきたが、直近の代表戦ではポルトガルU-21代表として試合に出場し、2022年3月にポルトガル代表デビューを飾っている。

ファビオ・カルヴァーリョはフリーでの移籍となるが、リバプールは補償金の支払いが必要だ。決して高額にはならないが、フラムとリバプールは過去にハーヴェイ・エリオットの補償金を巡り、揉めに揉めており、そうした事態を避けたい思惑は一致している。

そのため、この冬の移籍市場で少々高めの移籍金支払いで決着を付けたかったが、まさかの時間切れで移籍は前進しなかった。

今回の報道が本当であれば、来季に向けて大きな戦力獲得となるリバプール。フラムがプレミアリーグ昇格目前で、出場機会を担保するためにも1年間のレンタル移籍の可能性も残すが、未来に向けた戦力アップであることに間違いない。

今季のチャンピオンシップで、ここまで27試合7ゴール6アシストを記録している。途中、負傷により離脱を余儀なくされた期間もあったが、現時点までで90得点を奪っている強力攻撃陣のひとりとして、プレミアリーグ昇格に向けて猛プッシュ中だ。

この冬から待ち焦がれたニュースに安堵の気持ちとともに、イングランドでも随一のポテンシャルを持つポルトガルU-21代表ミッドフィルダーがアンフィールドでプレーする姿を早く見たい…

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