ワトフォード戦を振り返り、ユルゲン・クロップ監督は1点目をアシストしたジョー・ゴメスに脱帽!

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Reflecting on the Watford game, Jurgen Klopp tips his hat to Joe Gomez for assisting the first goal! 試合

インターナショナルマッチウィークを明けて、カタールW杯出場権を得た選手、逆に出場権を逃した選手と、さまざまなメンタルに加えて、代表戦2試合をこなした選手もおり、フィジカル面でも万全とは言えない状況でのワトフォード戦は、少しセーブしたような戦い方を強いられた。

アンフィールドの雰囲気も本来よりは少し落ち着いた印象を受け、盛り上がりに欠ける試合展開で、決して数多くないものの、攻守共に歓喜の瞬間とひやっとする場面は見受けられた。

前半にはうまく抜け出したワトフォードがシュートを放つも、リバプール守護神アリソン・ベッカーが好セーブ。そこから攻撃を仕掛けたリバプールは、浮いたDFジョー・ゴメスが中をしっかりと見てクロスを上げると、GKの前に入り込んだFWディオゴ・ジョッタが頭で触ってコースを変えて、先制点をチームにもたらす。

その後はチャンスはあったものの、決定機と呼べるほどのものはなく、後半戦に突入。出だしはアウェイチームがハイラインの裏を突いて、ふたたびGKアリソンと1対1の局面を作った。しかし、シュートはギリギリのところでゴールを外れ、リバプールは肝を冷やした。

それでも、ワトフォードが決定機を掴んだのは後半この時のみ。試合をうまくコントロールし、相手のプレスをいなしつつも攻撃を仕掛けるリバプールは、先発したモハメド・サラーを途中交代させるなど、疲れを考慮した采配を余儀なくされた。

試合終盤には、コーナーキックの流れからラグビータックルを受けて、ジョッタがエリア内で倒れると、VAR判定でPKを奪取。ブラジル代表から戻り、途中出場したファビーニョが完璧なコースに蹴り込み、点差を2ゴールに広げて勝負あり。快適な勝利とはいかなったが、しっかりと最大の勝ち点を手に入れ、暫定的に首位にも返り咲いた。

うまく強みを消しつつ、守った印象も強いワトフォード。そんなアウェイチームに敬意を払いつつも、ユルゲン・クロップ監督は今後も中3日で強豪との試合が続く過密日程での勝利に、もっとうまくやれたと言及しながらも、白星に満足しているようだ。

「このタイミングで、適切なパフォーマンスだったと思う。1ゴール目は本当にナイスプレーだった。」

「ワトフォードと(ロイ・)ホジソンを称賛したい。彼は本当にチームをまとめることに長け、相手を苦しめる術を心得ている。」

「もっとうまくやれたはずだが、2週間もの間チームを離れていた選手もいるし、早い時間帯でのキックオフも本当に厄介だった。でも、どのチームも同じような問題を抱えているね。」

「インターナショナルブレイクの後、シーズン中でベストゲームが見られるとは思わない。」

「我々はとても成熟した対応を見せ、試合をコントロールできていた。」

トレント・アレクサンダー=アーノルドが負傷から戻り、ベンチ入りを果たしたものの、ワトフォード戦ではジョー・ゴメスがスタメン出場。先制点をアシストするクロスを供給した同選手の活躍に対して、またそのゴールを決め切ったディオゴ・ジョッタを手放しで称賛している。

「トップクラスだ!彼はゴールをお膳立てし、後半にも見事なクロスを上げて、ゴールになりそうだった。トレント・アレクサンダー=アーノルドの代役を誰が務められる?アレクサンダー=アーノルドのようにプレーしろとは言っていないし、ジョー・ゴメスのようにプレーしろと伝えた。彼は傑出した選手だよ。シーズン終盤にはもっと試合に出られるだろう。」

「(ディオゴ・)ジョッタは最高だ。彼は本当に決定力がある。素晴らしいクロスに、素晴らしいヘディングだったよ。」

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