バルセロナDFロナルド・アラウージョ獲得に向けて、リバプールが4倍近い給与アップを提示か

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Liverpool to offer nearly fourfold salary increase to acquire Barcelona defender Ronald Araujo? 移籍

昨季こそセンターバックの相次ぐ負傷に悩まされたリバプールだが、今季は主力組が好調をキープ。負傷癖のあった元カメルーン代表DFジョエル・マティプも怪我なく、新加入DFイブラヒマ・コナテもプレミアリーグに見事に適応。バックアップにはジョー・ゴメスと豪華なセンターバック陣を揃える。

ただし、イングランド代表復帰を目指すジョー・ゴメスには移籍の噂が付き纏う。この冬にはアストン・ヴィラが獲得に動いたものの、移籍は成立せず。それでも、カタールW杯出場のためプレー時間を確保したい選手は移籍を懇願していると言われ、この夏の移籍市場での退団が現実味を帯びてきている。

昨シーズン活躍したナサニエル・フィリップスは、来季のプレミアリーグ昇格を狙うボーンマスに半年間のレンタルで加わっており、トップリーグ昇格時には完全移籍に動く可能性が高い。他にも、リース・ウィリアムズなどもいるが、スタメンを任せるには経験が少ない。

元イングランド代表ディフェンダーの退団に備えるリバプールは、かねてよりバルセロナに所属するウルグアイ代表DFロナルド・アラウージョに関心を抱いてきた。そして、その動きはスピード感を持って、前進し始めていると『ESPN』が報じている。

2023年までバルセロナと契約を結ぶ同ディフェンダーに対して、リバプールは年俸600万ポンド(約8.4億円)を提示。『salary sport』によれば、現在は182万ポンド(約2.5億円)を年俸として受け取っており、4倍近い給与アップでイングランド上陸をチラつかせている。

バルセロナも手をこまねているわけではなく、3倍以上の給与額で新契約を準備している。ただし、サラリーキャップ問題や財政悪化など、新加入の選手の多くが給与を大幅ダウンで加入している同クラブだけに、それ以上の額は提示できないだろうと言われている。

ウルグアイ人らしい粘り強いディフェンスに加えて、恵まれた身体で対人守備に絶対的な強さを持つ。空中線にも強く、攻守両面でチームに貢献できる。センターバックが本職だが、左右のサイドバックも担当でき、そのユーティリティは監督にとっては心強い。

今シーズンはここまで33試合に出場し、4ゴールを奪っている。国内リーグでは出場した22試合のうち17試合でスタメンの座を掴んでおり、シャビ新監督のもとでも多大な信頼を得ている。ジェラール・ピケが35歳とキャリアの終焉に近づいており、同クラブではその後継としても期待されている。

一方でジョー・ゴメスもオランダ代表DFフィルジル・ファンダイクの後継として目されているものの、昨季は大怪我でシーズンを棒に振り、今季も小さな負傷を繰り返しつつ、コンディションがなかなか戻ってこない。

負傷癖も抜けず、このまま残留しても出場機会は限られてしまう。一度流れを変えるためにも、そしてキャリアを転換させるためにも移籍も致し方ない。この夏に、ジョー・ゴメス退団、ロナルド・アラウージョ加入のシナリオが描かれることになるのだろうか…?

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