現役時代はリーズ・ユナイテッドやニューカッスル・ユナイテッドで頭角を表し、イングランド代表にも選出されたDFジョナサン・ウッドゲート。その活躍が認められ、レアル・マドリード移籍を手に入れたものの、新天地では怪我にも悩まされ、わずか14試合の出場に留まった。
その後は、ミドルズブラやトッテナム・ホットスパー、ストーク・シティなどで活躍。2016年には現役を退き、コーチ業に鞍替え。しかし、いずれも長続きせず、古巣ミドルズブラやボーンマスを転々としている。
センターバックとして一時代を築いた元レアル・マドリードDFは、リバプールに所属するオランダ代表DFフィルジル・ファンダイクに惚れ込んでいる。センターバックとして必要な要素をすべて備えており、さすがのフランス代表FWカリム・ベンゼマですら苦戦は避けられないと明言した。
「彼は、私がこれまで見てきた中で最高のセンターバックだと思う。ほんとに凄いし、信じられないような選手だ。カリム・ベンゼマ(レアル・マドリード)は今季43ゴールというとんでもない数字を残しているが、フィルジル・ファンダイクに対峙するには、ベストな状態で臨む必要があるだろうね。」
「フィルジル・ファンダイクのようなセンターバックと対戦すると、彼はすべてを兼ね備えているんだ。センターバックに求められているものはすべて揃っている。もし、センターバックを育てる機会があれば、フィルジル・ファンダイクはまさにお手本にすべき選手だね。」
「リバプールが彼を失えば、その代わりになれる選手はいない。リバプールにおいてチームで最も重要な選手なんだ。カリム・ベンゼマとの対戦は難しいが、フィルジル・ファンダイクと対峙するのはまた別の話。彼はとんでもなく優秀だよ。」
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過去には、イングランド代表として8試合に出場した同選手は、過去に所属したレアル・マドリードが決勝進出を果たしたチャンピオンズリーグ決勝を楽しみにしているようだ。4シーズン前には、古巣クラブが優勝した同大会だが、今回の対戦ではリバプールがビッグイヤーを掲げると予想している。
「リバプールが勝つだろう。彼らはあまりにも多くのものを持っている。あまりに攻撃的で、あまりにも切り替えが早く、信じられないほど素早く攻撃を仕掛けてくる。リバプールの選手たちの動物だね。まるで獣のようなチームだ。」
「彼らはチーム内で多くの能力を持ち、ペースやパワー、インテンシティに溢れている。レアル・マドリードは苦戦を強いられると思う。」
「レアル・マドリードがマンチェスター・シティやチェルシー、PSGと対戦するのを観ていて、最終的には勝利したが、少しの運が必要不可欠だった。リバプールとの一発勝負、それもエスタディオ・サンティアゴ・ベルナベウではなく、リバプールが圧倒的に強く、勝つと思っている。」
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リバプールではディフェンスリーダーとして、最終ラインをまとめあげるオランダ代表DF。ロングフィードで局面を変えることもでき、コーナーキックなどでは脅威のターゲットになる。攻守両面で存在感抜群で、ほんとに代えのきかない選手。
CL決勝でもスタメンでピッチに立つと予測され、カウンター攻撃を得意とするレアル・マドリードの攻撃を食い止める。巧みなオフサイドトラップで、中盤の選手たちにもプレッシャーをかけ、世界でも屈指のミッドフィルダーを揃えるレアル・マドリードを威圧し続ける。
そして、最終的には2017/18シーズンのリベンジを果たし、ジョーダン・ヘンダーソンがふたたびビッグイヤーを雄叫びとともに掲げるシーンが待ち受けていると…期待している…