ユルゲン・クロップ監督率いるボルシア・ドルトムントで頭角を表し、ヨーロッパでも屈指のストライカーに成長を果たしたポーランド代表FWロベルト・レヴァンドフスキ。2014年には契約満了とともに、ドイツ国内のライバルチームでもあるバイエルン・ミュンヘンに移籍している。
ドイツ王者では、さらに得点力に磨きをかけ、毎シーズン脅威的な決定率でゴールを奪い続けている。バイエルンでは通算374試合344得点と、1試合1得点ペースで世界屈指のストライカーであることを証明し続け、ポーランド代表でもエースとして君臨する。
33歳になった同選手だが、2023年まで契約を結ぶバイエルン・ミュンヘンとの契約延長交渉はうまくいかず、今夏での退団を明言している。現実的にはバイエルンが移籍金を受け入れなければならないが、明らかに気持ちがなくなっている選手だけに放出の可能性が高い。
バルセロナとはすでに個人契約で合意しているとも伝えられ、新天地に関する報道が過熱気味になっている中、2022年からポーランド代表を率いるチェスワフ・ミフニェヴィチ監督が同国フォワードの去就について言及し、個人的な気持ちを露わにしている。
「私はリバプールのサポーターなので、ロベルト・レヴァンドフスキがリバプールでプレーする姿を見たいね。」
Polish Manager, Czesław Michniewicz:
— Watch LFC (@Watch_LFC) May 30, 2022
“I’d like to see Lewandowski in Liverpool, since i’m a supporter of the club.”
pic.twitter.com/wo0yZTrxTd
あくまで個人的な意見を述べただけで、決してリバプール移籍を示唆している訳でも、同選手に対してアプローチしているわけでもない。ロベルト・レヴァンドフスキのリバプール加入を望む声もあるのは事実だが、非現実的と言わざるを得ない。
年齢的にも補強のターゲットとなる可能性は低いが、ポーランド代表フォワードがバイエルンを退団するにあたって、同クラブは退団希望のリバプールFWサディオ・マネに照準を絞っており、世界的なストライカーの入れ替えが起こりそうだ。
はたして、セネガル代表フォワードがドイツに渡り、ポーランド代表フォワードがスペイン移籍を果たす未来がやってくるのか…?