リバプールは新たな世代への投資を加速させている。この冬にはコロンビア代表FWルイス・ディアスを獲得し、シーズン中にはフラムからポルトガルU-21代表MFファビオ・カルヴァーリョ獲得が決定。スコットランドU-21代表DFカルヴィン・ラムゼイ獲得にも迫っており、新たなチーム作りに取り掛かっている。
さらには、セネガル代表FWサディオ・マネが今夏での退団を希望しており、その後釜として迎え入れたのが、ウルグアイ代表FWダルウィン・ヌニェス。クラブ史上最高額にも達する移籍金で加わった同選手には、否応にも大きな期待がかかっている。
リバプールを率いるユルゲン・クロップ監督もウルグアイ代表FWの能力を高く評価しており、パワーやテンポ、精神的な強さなどあらゆる面で絶賛。ただし、まだまだ未完成であることも理解しており、さらに世界的なストライカーに成長する余地も残しているとも口にしている。
「本当にスーパーニュースだ!実現してくれたクラブのみんなにとても感謝している。私たちは、決断力と野心を等しく示すことができたね。」
「ダルウィン・ヌニェスはすでにとても良い選手だが、さらに良くなる可能性を秘めている。だから、正直言って、とてもエキサイティングなんだ。彼の年齢、野心、今よりもっと良くなりたいというハングリー精神。我々のプロジェクトやクラブとしてやろうとしていることを信じてくれている。」
「お互いの長所を認め合えば、素晴らしい関係を築くことができる。ここでは確実にそうしたことが起こる。彼は我々が合っていると思っているし、我々も彼が私たちに合っていると信じている。」
「彼は、我々が求めるすべての要素を持っている。テンポを作ることができ、エネルギーをもたらし、中央やワイドエリアからスペースを脅かす。アグレッシブでダイナミックな動きをするね。」
「恐れることなくプレーし、パワフルだ。彼はサポーターを興奮させるだろう。」
「ダルウィン・ヌニェスとともに “未完成 “であることを認識することが重要だ。彼自身、それを認識しているはずだ。彼の集中力と謙虚さが大好きだよ。」
「我々にはすでに素晴らしい攻撃のオプションがあり、彼はその一員になる。だからこそ、プレッシャーは全くない。彼の才能を育て、その成長を見守るつもりだ。」
「彼は素晴らしいリバプール・ファミリーの新しい仲間であり、彼がライバー・バードを胸にした瞬間から、サポーターが彼を暖かく迎えてくれると確信している。」
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これまでセンターフォワードを務めてきたロベルト・フィルミーノやディオゴ・ジョッタ、サディオ・マネらとも異なる特長を有し、新たな攻撃パターンを加えてくれる。
来季残留を表明しているモハメド・サラーやフィルミーノ、ディアス、ジョッタらとともに、次世代版フロント・ファイブがプレミアリーグで躍動してくれることだろう…