遡ること2004年にリバプールに加入し、2008年にはトップチームデビューを飾った地元出身MFジェイ・スピーリング。トップチームに定着できず、レスター・シティやボルトンなどのレンタル移籍を経て、2013年にはチームを離れた。
しかし、順風満帆なサッカー人生とは行かず、2017年には3ヶ月間無所属状態が続いた時期も。その後は、ブラックプールやトレンメア・ローヴァーズでのプレーを経て、この夏には契約満了に伴い、ふたたび無所属となっていた。
33歳となった小柄なファイターのキャリアは、新たな局面を迎えている。ジェイ・スピーリングは、リバプールU-18チームのコーチとして、地元に帰還することになった。アカデミー・マネージャーを務めるアレックス・イングルソープは、その経験値はチームにプラスになると期待を述べている。
「ジェイ・スピーリングをアカデミーに迎え入れることができ嬉しく思っている。彼は、U-18チームでフルタイムのコーチとして仕事することになる。」
「ジェイ・スピーリングは、マーク・ブリッジ・ウィルキンソンとティム・ジェンキンスと一緒に働き、若い選手たちとトレーニンググラウンドで積極的に関わることになる。」
「また、U-21チームでは選手としてプレーすることも可能で、若い選手たちに経験を積ませることができる。」
「ジェイ・スピーリングはまだ若く、U18の選手たちに与える影響は計り知れない。なんと言っても、彼はこのクラブに生き、呼吸しているからね。」
「さらに重要なのは、ジェイ・スピーリングが4部すべてのリーグでプレーしていること。我々にとって本当に良い補強になると思う。」
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