エジプト代表FWモハメド・サラー、今夏での退団を容認!?リバプールが “約84億円” での売却を検討か

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Egypt's Mohamed Salah ready to leave the club this summer! Liverpool considering selling him for "about 8.4 billion" チーム

リバプールFWモハメド・サラーは、昨季プレミアリーグで得点王とアシスト王に輝き、ダブル受賞。リーグカップならびにFAカップ制覇にも貢献し、プレミアリーグ2位やチャンピオンズリーグ準優勝においても、チーム内で重要な役割をこなした。

アフリカネイションズカップ決勝で敗れ、カタールW杯を逃すなど、精神的にも体力的にも苦しい時期を経験。それでもエースとして攻撃陣を引っ張り、シーズン後半戦はゴールこそあまり生まれなかったが、アシストを量産し続けた。

一方で、リバプールとの契約延長に向けた交渉は平行線のまま。大幅な給与アップを要求する選手側に対して、給与体系を崩したくないクラブ側は、チーム内ではトップの給与を提示しているようだが、依然としてエジプト代表FWの要求とは開きが大きい。

このままでは来季終了後に契約満了に伴う退団が待ち受けており、多額の移籍金が期待できる世界最高峰ストライカーをみすみすフリーで放出するのは大きな痛手。『The Sun』によると、リバプールは今夏での売却を目論んでおり、移籍金6000万ポンド(約84億円)を見込んでいる。

週給40万ポンド(約5600万円)を望むエジプシャン・キングは、要求額を下げることはなく、断固たる姿勢を貫いている。リバプールにとってはほぼ倍にも近い額を飲むことはなく、その金額を受け取るにはクラブを変えるほかない。

移籍先候補には、チャンピオンズリーグ決勝で対決したレアル・マドリードが挙がる。フランス代表FWキリアン・エムバペ獲得に近づいていたものの、最終的にはパリ・サンジェルマン残留を決断。ヴィニシウスやロドリゴが成長しており、フォワード陣の補強が必須ではないため、補強に動くかは不透明。

もしもスペイン王者が補強に動いた場合には、リバプールも検討するだろうというのが、今回の報道。ただし、実際にリバプールが今夏の移籍市場において、エジプト代表FWを売却することはあり得ない。

選手も今夏は残留を明言しており、引き続き契約更新の交渉を続けていくことになる。セネガル代表FWサディオ・マネのように移籍志願すれば別だが、このタイミングで心変わりするとは考えにくい。想像しにくい話だけに、絶対に起こり得ない未来だろう…

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